2012/12/26 上祐代表が、映画『愛のゆくえ(仮)』上映後トークイベントに出演、木村文洋監督と対談しました
2012年12月26日の夜、上祐代表は、東京・東中野の映画館「ポレポレ東中野」において、映画『愛のゆくえ(仮)』の緊急トークイベントのご招待を受け、出演いたしました。
この映画は、オウム事件被疑者として17年間も逃走し昨年出頭した平田信と、平田を支え続けた元女性信者の逃亡生活をモチーフに制作されたもので、全国各地の映画館で上映され始め、話題を集めています。
上祐代表は、著書『オウム事件 17年目の告白』(扶桑社)においても、平田らの逃亡に関する真実を明らかにしましたが、当日は、この映画の夜9時の上映後に、監督の木村文洋氏と映画の感想やオウム事件の真相などについて、約30分間、語り合いました。
映画のトークイベントにお呼びいただいたのは、上祐代表にとって初めてのことでした。
●広報部スタッフの感想
ところで、このイベントには、広報部スタッフも同行しましたが、平田といって思い出されるのは、今からちょうど1年前の年末年始の平田の出頭騒動で、緊急のコメントを出すなどして、マスコミ対応に忙殺されたことでした。
それだけに、広報部が、平田等をモチーフにした映画があると最初にお聞きしたときは、正直なところ戸惑いも感じました。
しかし、木村監督のトークや主演の前川麻子さんのお話をお聞きし、映画のモノトーンの映像と音、そしてその空気をポレポレ東中野でじかに感じ、その不思議な空気感、間合いには、何かわからないのですが心に響いてくるものがありました。
広報部の業務では、明確な言葉で説明する機会ばかりだったのですが、映画は、いろいろなことが合わさって、新たに独特の空気を作っているということが、とても新鮮に感じられました。
舞台照明のスタッフの方のお話によれば、舞台や映画には間合いがあって、余韻があって、照らす光も組み合わせでいろいろな表現になるということで、とても惹かれました。
今回の映画館・ポレポレ東中野は、以前「BOX東中野」という名称だった時、森達也監督の映画『A2』を観に行って以来でしたが、とても温かな、手作りのような素敵な映画館でした。入り口の受付で、いろいろなお客様ともお話ができて、とても楽しかったです。
映画や演劇を作り出す作り手の方々との交流は初めてでしたが、何かとても大切なものを、心にいただいたと感じています。ありがとうございました。
※左から、木村監督、上祐代表、主演の前川麻子さん
●関連サイト
なお、当日のトークイベントの模様や感想は、以下のサイトにもご紹介されていますので、あわせてご覧下さい。
◎「映画.com」サイト「上祐史浩氏、オウム逃亡犯題材の映画の感想を『言語化難しい』」
●上祐代表と木村監督の対談の全文は、以下のサイトに掲示されていますので、ぜひご覧下さい。
◎『neoneo web』【Report】『愛のゆくえ(仮)』上祐史浩(「ひかりの輪」代表)×木村文洋監督 トーク