12月29日~2025年1月2日:ひかりの輪年末年始セミナー 「混迷の世界の中で大衆が悟る新たな時代の到来と仏教心理学」
(2024年12月23日)
ひかりの輪では、来る年末年始に、東京本部教室を中心として、恒例の連日のセミナーを開催します。セミナーは、ネット配信で、ご自宅や東京本部教室以外の各地のひかりの輪教室でも受講していただくことができます。会員に限らず一般の方にも広くご参加いただいており、今年も多くの方が参加される予定ですので、ご紹介いたします。
現在、核兵器使用の可能性をはらみ始めたロシアのウクライナ侵攻、中東のイスラエル・パレスチナの紛争の長期化、極東の北朝鮮や中台危機、米国のトランプ政権の誕生、国内の政治の与党の過半数割れなど、世界は全体的に分断・対立・不安定化しています。
こうした中で、ネットを中心とした陰謀論・虚偽情報・カルトの蔓延、自国中心主義・保守主義・極右勢力の台頭、移民・人種問題による欧米社会の分断、中露と欧米の間の保護貿易・経済のブロック化、日本・中国・韓国などの少子高齢化、経済停滞や貧富格差の増大といった問題も見られます。
こうした世界の不安定化の背景には、ストレス社会ともいわれる現代社会に生きる人々の心身の問題があると思います。心身の健康の問題、家庭・仕事場などでの人間関係や孤独の問題、さらには長寿化する中での老後の不安、日々のストレス・緊張・不安・抑うつ・生きづらさ・生きがいの喪失、各種の慢性疾患、依存症、犯罪の衝動などの問題が見られます。
こうした現代社会の行き詰まりの状況を踏まえるならば、今こそ、新しい「幸福の智恵」が必要だと思います。それは、さまざまな問題・形骸化によって人々の信頼を失い、急速に衰退を始めている従来型の宗教やカルト的な思想ではなく、最新の科学に裏打ちされた合理性と伝統思想の智恵をあわせ持った新しい心身の健康・知性の向上、人間関係・社会の調和をもたらす思想と実践だと考えます。
これに関連して、混乱する社会の中で、新たな、大きな希望も生まれています。それは、長寿先進国社会において、その超高齢者の一部において、我欲が抑制されて寛大となって、感謝・無償の愛が強まり、「今が一番幸せ」と感じる至福の心理状態、仏教の悟りの境地、宇宙との一体感(宇宙意識)などを得る人が多く現れてきているのです(社会学、心理学では「老年的超越」現象と呼んでいます)。
すなわち、21世紀は、視点を変えれば、大衆が悟るという、人類にとって画期的な新時代の到来が静かに始まっているのです。それは、我欲の充足による幸福ではなく、利他・愛による幸福への幸福観の転換であり、さらには、加齢とともに幸福が増していくという人生観の転換でもあり、大きな意識の革新の時代でもあります。
そして、それを支える心の科学(心理学・脳科学・心身医学)が目覚ましく発展し続けています。幸福を感じるのは心ですが、その心を科学し、制御する新しい時代です。さらに、歴史を俯瞰すれば、21世紀は、従来の西洋社会中心から東洋の文化・思想も興隆していく周期・変革期に当たり、日本では、少子高齢化・長寿化・都市構造の変化とともに、仏教思想の大きな変革期にあると考えられます。
その中で、絶対者を信じて来世に救われる類の宗教ではなく、現実の世界で悟りという心理的な発達を遂げて、心身の健康・幸福を実現する実践哲学である仏教開祖の釈迦牟尼の思想(初期仏教思想)を現代の心身の科学と融合させて創造的に再生すること、いわば、仏教心理学・幸福学ともいうべき新たな幸福の智恵の創造が望ましいと思われます。
そして、それは、昨今ブームとなったマインドフルネス瞑想やトランスパーソナル心理学・深層心理学の発展などのように、すでにその萌芽が世界的に見られています。さらには、私たちが住む日本は、世界最長寿の長寿先進国の一つであり、伝統的には仏教国であり、縄文時代から平等性の高い和の文化を有しており、人類の意識の革新の中心の一翼を担う条件に恵まれています。こうして、21世紀という時代の日本という地域は、大変な精神的な可能性を秘めています。
これを踏まえて、このセミナーでは、心理学・脳科学・心身医学の最新の知見と初期仏教やヨーガの伝統の智恵を結集した思想と実践を学びます。それは、至福の悟りの境地を最終目的とし、日常の安定した前向きな強い心、心身の健康・長寿と若さ、知力・集中力・自己実現力・直観力、人間関係の改善、人類社会の調和の実現に役立つものです。
さらには、大きな変化が予想される2020年以降の社会・世界に関して、最新の政治・経済・科学の知見と情報、社会学・歴史学・科学分野の各種の周期説などを合わせて、その政治・安全保障・経済・人口・環境・宗教などの変化の予測をご紹介したいと思います。
これに付随して、解散命令請求を受けた旧統一教会、再発防止処分を受けたアレフ(旧オウム真理教)、カリスマ教祖が去った「幸福の科学」や創価学会など、急速に衰退する従来の宗教の現状を含め、人類の宗教と政治等の歴史全体を俯瞰して、思想・宗教の大転換期にある21世紀の新たな幸福の思想を展望してみたいと思います。
最後に、繰り返しとなりますが、このセミナーで学ぶ仏教・ヨーガの思想は、特定の宗派・神仏・経典を信仰する宗教では一切ありません。妄信を否定した、合理的・科学的なものであり、東洋の伝統の心身の科学、心理学・医学・実践哲学です。
また、専門的な知識も不要であり、わかりやすく解説されます。心身の健康に役立つ各種のノウハウや瞑想法の実習を含んでいますが、初心者の方でも実践できるものです。また、直接参加が不都合の方のために、ネット配信による受講も用意しております。
こうして、皆様、ご安心のうえ、お気軽にご参加いただければと思います。それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
◆セミナーの具体的なテーマは、以下の通りです。
1.21世紀は大衆が悟りを得る新時代:幸福観・人生観・意識の革新
20世紀の末から21世紀にかけて、先進国の長寿社会の中で超高齢者の一部(広く見て2割ほど?)が悟りの境地のような心理状態(老年的超越)にあることが社会学者・心理学者の調査研究で報告されました。彼らは、「今が一番幸せ」と感じており、我欲が抑制され、寛大となり、感謝や無償の愛が強く、死の恐怖・不安がなく、一部には宇宙との一体感(宇宙意識)を経験しています。
仏教開祖釈迦牟尼の時代から、悟りはごく一部の高僧のものであり、大衆が悟ることはできませんでした。弘法大師空海が中国から輸入した密教も、それを実践できるエリートの僧侶が今生で悟る(即身成仏)ためのもので、大衆は救済の蚊帳の外に置かれていました。その問題を解決するために、鎌倉時代は、大衆が来世に浄土に往生する(ことで来世に悟る)とする阿弥陀念仏の信仰が広まりましたが、来世を重視し現世を軽視する思想は、戦国時代には、阿弥陀念仏を信じる一向宗徒と織田信長との激しい戦いをも招きました。こうして、この世で大衆が悟る(現世大衆成仏)は仏教の歴史の長年の悲願だったのですが、それが始まっていると思われる現象が静かに生じているということは大変驚くべきことです。
老年的超越を得た高齢者には多難な人生を送った人が多く、さらに、より高齢層に老年的超越の確率が高く、言い換えれば、生きていくには問題がない恵まれた先進国長寿社会の中では相対的に困難の多い人が逆に超越を達成しているといえます。この事実は、さまざまな苦しみの経験が悟りをもたらすとする仏教の思想と合致している上に、初期仏教経典である「転輪聖王獅子吼経」においては、大きな戦いの後に人類は反省し、善行が増え悪行が減る中で寿命が延び、ついには皆が悟る時代が来るとしており、寿命と悟りの広がりに関係があることが予見されています。
老年的超越と、それを含めた長寿時代の幸福を研究する(老年)幸福学は、長寿時代の幸福の価値観は、現在の主流である我欲・自己愛の実現から、利他による幸福に変わっていくとし、人生の終盤で至福の心理状態に至るという意味で、幸福が尻上がりになるという新しい幸福観・人生観をもたらします。
そして、老年的超越の超高齢者は、多難な人生を送った人とはいえ、必ずしも仏教の悟りの思想を体系的に学んだ人達ではなく、多難な人生の中から、それと同等の普遍的な幸福の道理(我欲は足るを知り、感謝や利他に生きる)をつかんだ人達です。今後の私たちは、この新しい長寿の時代に、老年的超越の調査研究の結果を学びながら、仏教の悟りの思想(仏教心理学)を体系的に学んで、意図的・計画的に老年的超越に向かうことができ、「老年前超越」さえも視野に入ってくる恵みを得ているのです。こうして、私たちは、人類の幸福観・人生観・意識の革新の時代の始まりに生きていると思います。
2.21世紀の新しい仏教:仏教心理学、初期仏教の創造的な再生
釈迦牟尼が直接説いた仏教(初期仏教)は、宗教ではなく、実践哲学であり、苦しみを和らげ、悟りを得るための高度な心理学・心理療法の性格を有しています。聖書の信仰を持つ西洋の学者が仏教を調査研究した時も、そのように認識されていました。
すなわち、聖書の宗教と異なり、釈迦は、絶対神を説かず、自身を唯一の神の預言者(神の子)などと主張したり神格化したりはせず、自分を信じて来世に救われる教えなどは説かず、自分の説いた悟りの教えをよく吟味して納得して修行し、皆が自分と同じように悟ることに導きました。これは、悟りの実践哲学、高度な心理学・心理療法であり、釈迦は偉大な心理学者であったという宗教学者の見解も見られます。
また、宗教という言葉・概念自体が、明治時代に聖書の教えを意味するreligionを和訳したものであり、仏教という言葉も明治以前にはなく、仏道と呼ばれており、宗教ではなく、宗や道という言葉がありました(宗は道理・真理といった意味)。宗教という言葉で、いわゆる絶対神を信じて救われる思想と、正しく生きるための(悟るための)道・道理の思想が混在することになったのです。
そこで、仏教という言葉ではなく、心理的な苦しみを和らげて、悟りという高度で心理的な発達をもたらす実践哲学・心理学という意味で仏教心理学という名称を用いて、初期仏教の教えをベースとして、その他の仏教(大乗仏教等)の中から、盲信ではなく、科学的・合理的にもその確からしさが納得できる教えを加えて、21世紀という科学・合理性が重視される時代に合った仏教の再生を実現しようという方向性をひかりの輪は持っています。
それは、ストレス社会・自己愛型社会とされて、メンタル疾患や生活習慣病や依存症など、心身の不健康と人間関係の苦しみが蔓延する現代社会の人々の苦しみを和らげて、心の安定・解放、健康長寿、高い知性、人間関係の調和をもたらし、老年的ないし老年前超越を実現しようというものです。
3.東洋の伝統と現代心理学を組み合わせた各種の瞑想法
瞑想は、心の安定と集中をもたらすもので、同時に体の安定と健康、集中力や知性の向上、人間関係の改善をもたらします。ひかりの輪の特徴は、仏教・ヨーガの東洋の伝統的な瞑想と、さまざまな心理学・心理療法を組み合わせた、特定の信仰を必要としない、実践が容易で効果的な瞑想体系の学習にあります。
第一に、「身体的瞑想」です。体の使い方を整えて心をコントロールし、雑念なく静まった集中した意識状態(瞑想状態)に至るものです。具体的には、姿勢法・体操・呼吸法・発声法・歩行法などによって瞑想状態に至ります。これは、身体心理学や、ヨーガの行法の知見に基づいたもので、どなたでも容易に実践できて即効性があり、現代人に最も向いたタイプの瞑想です。
第二に、「感覚的瞑想」です。通称「シンボル瞑想」と呼んでいます。私たちの感覚器官を通して、見たり聞いたり唱えたりすると、心が安定するもの(瞑想状態に近づくもの)をシンボルと呼んでいますが(心理学由来の言葉です)、これを活用した瞑想法です。
ひかりの輪のシンボル瞑想に用いるのは、例えば、①人類普遍のシンボルともいうべき雄大な自然の光景(の写真画像)、②仏教文化の日本人に有効な名高い仏像、仏画・曼荼羅、真言(マントラ)などです。雄大な自然(の写真画像)は、心が静まり広がる効果があり、「Awe(オウ)体験」と呼ばれる科学的な研究によって裏付けられています。仏像・真言などの効果も、深層心理学や身体心理学の専門家・調査研究によって裏付けられています。
第三に、「心理的瞑想」です。言い換えるならば、仏法のエッセンスを反復学習する瞑想です。例えば、物事をありのままに見て、人の心身の苦しみの原因を取り除き、人生全体にわたった本当の幸福の道に気づくことを説く仏教の思想のエッセンスの瞑想です。
これは、心理学のマインドフルネスやその源の仏教の禅、初期仏教の四法印・四念処の瞑想に基づいていますが、現代の人に実践しやすいように、ひかりの輪が作ったオリジナル瞑想です。
さらには、万物を広く愛する、安定した広い心を培う瞑想です。最近の脳科学や心理学は、利他心の重要性を説いており、仏教の慈悲の思想に基づいた瞑想法(四無量心)や、ひかりの輪のオリジナル瞑想法(輪の瞑想)を学習します。これは最終的には、究極の心理状態、悟りの境地、万物・宇宙との一体感(宇宙意識)をもたらすものです。
加えて、セミナーの中では、瞑想に役立つ環境を整えるさまざまな補助ツールを用いて、皆さんの瞑想を助けます。例えば、①仏教の音響(聖音)法具によるサウンドヒーリング、②ネパールなどの仏教の本場で伝統的に用いられてきた瞑想状態に導く効果のある特別なお香(瞑想香)、色彩豊かな各種の仏画・曼荼羅、密教の瞑想補助ツールの金剛杵などの法具などです。さらには、ご希望に応じて、集中的な瞑想実習の機会として「特別瞑想セミナー」も開催します。
4.最新の脳科学・心理学が説く幸福の智恵とヨーガの身体行法の実習
近年、脳科学や心理学は目覚ましい発展を遂げ、従来は専ら宗教が担当していた心の問題を科学的に解明し始めました。心・感情が生じる仕組み・神経伝達物質とは何か、そして、感情と身体とその健康の深いつながり、さらには、心と体をコントロールする術などについてです。
こうした最新の科学の見解は、仏教・ヨーガなどの東洋の伝統宗教が説く心身の思想や瞑想などの精神的な訓練とよく合致しています。感謝や慈しみといったポジティブな心は、幸福ホルモンを分泌し、心身の健康・知性の向上、人間関係の改善をもたらし、逆に過剰な怒り・憎しみ・不安・恐怖は、ストレスホルモンを出し、逆に心身の不健康・知性の低下、人間関係の問題を増やします。
こうした心・感情と、健康・知性・幸福などの関係に関する最新の科学的な見解・データをわかりやすく解説します。日常生活の苦しみ・ストレスの解消、心身の健康、人間関係の改善、記憶力・集中力・意志力・願望成就の能力の向上に役立ち、豊かで幸福な人生を送る手助けとなります。不安・恐怖、緊張、不眠、怒り・妬み、卑屈・孤独など、日常の心の問題の解消にも役立ちます。
さらに、最新の心理学(身体心理学)は、体の使い方や環境と、心の状態の深い関係を解明しています。その結果、ヨーガや仏教が伝統的に説いてきた、心と体の安定に役立つ呼吸法・体操法・姿勢法(座法)・発声法・歩行法の有効性が確認されており、それを解説して、実習します。また、抑うつ感情や、何かのショックからのスムーズな精神的な回復のために役立つ気分転換・リセット・レジリエンス(立ち直り)のスキルも紹介します。
こうして、現在目覚ましく発展している心の科学、心理学、脳科学、神経医学などは、東洋の伝統的な心身の幸福の思想とますまず融合してきています。その中には仏教由来の瞑想から宗教色を抜いて用いられて世界的なブームとなったマインドフルネスもあります。
そして、この観点から心理学・脳科学・医学を学ぶために、東洋と西洋の心の科学を融合したという意味で、「東西心理学総論」を毎月開催してきましたが、今回のセミナーの中でも開催したいと思います。
5.宗教を含めた人類史に基づく今後に望まれる人類社会の変革
また、今日、カルト宗教が大きな社会問題になり、さらに昭和・平成の新興宗教のカリスマ教祖が去るなどして、宗教界は激変期を迎えていますが、実は、新興宗教・伝統宗派や、国内外を問わずに、宗教全体が歴史的な変革期にあります。
さらに、日本に限らず中国・韓国などでも始まった少子化・人口減少は今後世界的なトレンドとなり、移民による人口増大を前提とした際限のない経済成長とそれによる貧富格差と社会分断という欧米の経済社会システムも早晩行き詰まりを見る可能性があり、いわゆる人口減・経済の定常化による世界の日本化(ジャパニフィケーション)の可能性が指摘されています。
そうした中で、セミナーの中では、縄文時代までさかのぼって、①日本の原初自然信仰の精神性、②戦争が始まった弥生以降の宗教の変化と社会への影響と神道、仏教、キリスト教などの宗教の誕生、③近年、長寿化に伴う人々の価値観・人生観の激変と社会制度の充実などにともない、従来型の宗教が急速に衰え、今日の宗教問題が発生していること、④日本の政治・宗教に周期的な変化があることなども学び、今後の21世紀の個々人の幸福、日本と世界の調和・平和のために望まれる新たな個々人の幸福の思想・智恵や、宗教・政治・経済・社会のあり方を展望します。
◆セミナーの参加の仕方:多様な参加の仕方が可能です
①宿泊をともなったセミナー全体の参加ではなくても、その一部、例えば、下記にご紹介する講義、瞑想・行法の指導、個人面談、聖地巡りといった、各プログラムに絞ったご参加も可能で、毎回、多くの方にご参加いただいています。
②直接来場しなくても、インターネットのテレビ会議システム(Zoom)にて、ご自宅で、セミナーの中の講義、ヨーガ行法や瞑想の指導、質疑応答、個人面談を受講することができます。外出・来場に問題・不安のある方には、このネットでの参加のシステムをお勧めいたします。
以上、ご機会・ご関心がおありの方は、皆さんぜひご参加ください。
1.日程と場所
・12月29日(日)~1月2日(木) 東京本部教室セミナー(世田谷区南烏山)
※毎日、13時~、19時半~の2回 上祐代表による講義をおこないます。
※ネット配信による受講の場合
①ご自宅で、本部教室からのネット配信で、講義その他を受講していただけます。
②ネット配信を受信する各地のひかりの輪の教室で、その教室の指導員の指導とともに受講していただけます。
・1月4日(土)東京都内の聖地・自然巡り
・1月5日(日)箱根聖地自然巡り
※参考:1月11日(土)~12日(日)に名古屋教室・大阪教室で年始セミナーを開催し ます(別途お問い合わせください)
2.各プログラムの内容のご紹介
(1)上祐代表の講義
先ほど述べたセミナーのテーマに基づいて、セミナーの期間中ほぼ連日、講義と質疑応答を行います。なお、期間中の非公開での講義中継、瞑想セミナー、占星術鑑定等にご興味があり、ご参加を希望される方は、各教室担当者まで、ご連絡をお願いします。
(2)特別教本:セミナー専用の教本
セミナーの講義は、上記のセミナーの趣旨・テーマに関する、セミナー専用の特別教本を読み上げ、それを代表が口頭で解説・補充する形で行われます。
一般に、仏教の思想は、漢訳経典は意味がわからず、初期仏教の悟りの思想は乏しく、全体に形骸化し、ヨーガも、ダイエット・美容目的に歪められて商業化され、本場インドの本来のヨーガは十分には伝わっていません。しかし、この教本においては、皆さんに、仏教・ヨーガの本来の思想の要点をわかりやすく伝えるものと自負しています。
(3)心理学講義「東西心理学総論:講座」:上祐史浩と山口指導員
ひかりの輪は、長年行った心理学や脳科学の講座を体系化して開始し、初心者の皆さんでも、日常生活の問題の解決や精神的な向上に役立たせることができる、さまざまな心理学理論をわかりやすく体系的に学ぶ「東西心理学総論講座」を行っています。
心理学の研究家で、認定ヒプノセラピストの山口雅彦指導員が解説し、同指導員と上祐の対談形式や参加者との質疑応答で理解を深める能動的なスタイルです。その内容は、心の苦しみ・ストレス・人間関係の問題の解決に役立つとともに、仏教・ヨーガの思想・実践法とも一致しており、東西の叡智を融合させた講義であると自負しています。
・テーマ①「レジリエンス:立ち直りの力」
レジリエンスとは、衝撃的な出来事や困難な状況・ストレスを受けたときに立ち直る力、回復力、復元力という意味で、近年メンタルヘルスの領域で注目されています。
ストレスを受けたときに、落ち込みやすい、なかなか立ち直れないという人は、「レジリエンス(立ち直る力)が低い」ということです。逆に、ストレスに強く、また、立ち直りが早い人は、「レジリエンスが高い」ということです。 この講義では、立ち直る力、レジリエンスをどうしたら強くすることができるかを解説します。
・テーマ②「身体の心理学」
身体心理学は、心の状態は身体のあり方と深く関係していることを説いた心理学です。呼吸・筋肉の緊張と弛緩の反応・表情・発声・姿勢・歩行のそれぞれの仕方がどのような心(感情)を作り出すかを実験的に研究したものです。身体をどのように使えばどのような心の状態になるのか学ぶことで、日常生活のなかで心のコントロールに役立ちます。 また、運動が脳におよぼす良い影響についても解説します。
(4)各種の瞑想法の実習、野外での歩行瞑想や特別瞑想セミナーも
先ほど詳しくご紹介した各種の瞑想法を実習します。前提として、瞑想に良い環境、衣服、食事などの解説学習を行い、瞑想を助けるさまざまな補助ツールが提供されるひかりの輪の東京本部教室で実習します。
また、この瞑想プログラムの一部において、ヨーガ・仏教的な悟りの境地、すなわち、意識の拡大、万物・宇宙との一体感(宇宙意識)の実現を助ける特別な瞑想のプログラム(特別瞑想セミナー)を用意しております。
また、室内での座った瞑想法(座禅)に加えて、世田谷区烏山にある本部教室の近くの豊かな自然・神社仏閣・公園などをめぐる「歩行瞑想」も行う予定です(烏山地区は、小京都と呼ばれ、多くのお寺が集結している地区があります(関東大震災後に各地のお寺が移転してきた歴史があります)。
(5)ヨーガ・気功の行法指導:本場本来の実践法とオリジナル行法も
心身双方に良い影響のある、各種のヨーガや気功の体操・呼吸法・瞑想法を指導します。その内容には、長年の研究・実践を通して、さまざまな工夫が込められています。
気功法は、「流体循環気功」という、ひかりの輪オリジナルの気功法を行います。また、ヨーガは、今日本でブームになっている西洋化した偽物のヨーガではなくて、本場インドの本来のヨーガをわかりやすく丁寧に解説・実習します。「基本的なヨーガ」をベースにしていますので、初心者の方でも無理なく行うことができます。
(6)特別ヒーリング
セミナーの期間中、より深い効果を得たい方のために、希望者の方には、以下の特別な瞑想やヒーリングのプログラムを用意しております。 参加料金は、上記の他のプログラムとは別となります。詳細にご関心があれば、下記の各本支部教室の指導員にご連絡下さい。
①音叉のサウンドヒーリング
心身の浄化のために、音叉が奏でる多様な音階のサウンドを用いたヒーリングです。ヨーガ理論における各チャクラの浄化にもなるといわれています。音叉のサウンド以外にも、視覚的なシンボル・瞑想香などを用い、特別に浄化されたヒーリング室で行われます。
②仏教法具のサウンドヒーリング
各種の仏教法具のサウンドによるヒーリングです。ドニパトロの深い慈悲の波動、精神的な智恵の目覚めを促すようなティンシャー・ガンターの波動が、心身を浄化します。仏教法具以外にも、視覚的なシンボル・瞑想香などを用い、特別に浄化されたヒーリング室で行われます。
③入浴ヒーリング
体を温め、気の通り道を浄化する特殊な効果を持った石の成分を含んだ入浴ヒーリングです。気の流れを改善し、心身の浄化につながります。
④総合ヒーリング
上記の3つのヒーリングを組み合わせた総合的なヒーリングです。各種の相乗効果によって最も効果の高いヒーリングとなります。
(7)占星学ヒーリング(占星学に基づいたカウンセリング:上祐代表による)
インドでは、ジョーティッシュ占星学(インド占星学)が、大学で研究され、教授・学会・学会誌が存在し、統計学的な視点から、学術的に研究され、広く尊重されています。
これに基づいて、貴方の健康・病気、経済・収入・支出、家族・親族、環境・住居、対人関係、トラブル・問題、精神性・霊性・宗教性、社会的な地位、自己実現、悟り・解脱などに関する特徴や、人生の各時期に生じやすい幸福や問題を鑑定した上で、今後の指針などのカウンセリングを行います。
このプログラムは、日本で一般にいう占いとは異なり、合理的・科学的・心理学的な視点を重視しており、占星学での予見・示唆を参考にしながらも、カウンセリングの要素を中心としたものです。
3.その他のセミナーの特長
(1)教室全体がヒーリング空間に
先ほども一部ご紹介しましたが、セミナーが行われる教室の空間は、さまざまなツールによって浄化され、非常に優れたヒーリング空間になります。具体的には、①良い瞑想を促すチベット・ブータンの特別な瞑想香、②心を静める聖音を奏でる仏教法具、③聖地の聖水、④仏教の各種の法具や貴石、⑤神聖な意識を引き出す仏像・仏画といった象徴物・ヒーリングツールを用います。
(2)上祐史浩らとの個人面談
また、講義に加えて、講話の後には、上祐らとの個人的な面談や相談の機会も設けております。みなさまのお越しを心からお待ちしています。
4.参加費
(1)1時間1000円で、1日につき1万円です。 1日のうち10時間以上ご参加の場合は、料金の上限は1日1万円となります。
(2)セミナー中の講義のみ:3000円(資料付き)
(3)その他プログラムの料金などについては、以下の本部、各支部教室の担当者までお問い合わせをお願いいたします。
◆お問い合わせ先
東京本部教室(東京・横浜・埼玉・千葉等の関東と甲信越地区)
住所:東京都世田谷区南烏山6-30-19 GSハイム烏山201
担当:細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net