東西心理学総論教本

《第6集》 『心理学・脳科学による宗教思想の検証』

これまでの長年の心理学講座での教本を体系化して、「東西心理学総論教本」としてまとめました。現在、第1集~第7集まで発刊されています。

これによって、初心者の皆さんでも、日常生活の問題の解決や精神的な向上に役立つ、様々な心理学理論を分かりやすく体系的・包括的に学ぶことができるようになります。

ぜひとも、皆さんの学びにお役立てください。



東西心理学総論《第6集》
     『心理学・脳科学による宗教思想の検証』


<目 次>

第1章 宗教体験を科学する

1.神秘体験は科学的に観測できる生物学的な過程

2.宗教的体験に関係する脳の器官と自律神経
(1)脳の構造
(2)宗教的体験に関係する連合野
     ①頭頂連合野
     ②前頭連合野(前頭前野)
     ③後頭連合野
(3)大脳辺縁系
     ①視床
     ②視床下部
     ③扁桃体
     ④海馬
(4)自律神経
     ①超抑制状態
     ②超興奮状態
     ③興奮系の活性化をともなう超抑制状態
     ④抑制系の活性化をともなう超興奮状態

3.宗教儀式による宗教体験の神経学的説明
(1)求心路遮断
     ①激しい宗教儀式
     ②穏やかな宗教儀式
(2)複数の感覚刺激、標識動作、思想
     ①複数の感覚刺激
     ②標識動作
     ③思想

4.瞑想による神秘体験の神経学的説明
(1)受動的アプローチ
(2)能動的アプローチ

5.宗教的神秘体験を神経学的に解明することの意味

6.神秘的宗教体験と病理的な妄想体験の違い

<参考資料>ヴィパッサナー瞑想による脳の物理的構造の変化


第2章 悟りの脳科学

1.はじめに
2.「悟り」は脳を変える
3.スピリチュアルな体験の調査
4.悟りの要素
5.「小さな悟り」の特質
6.悟りの体験に関する脳の特定の部位
7.悟りの体験のとき、脳で起こっていること
8.人の認識の段階
9.日常の意識を超えることで悟りへ向かう
10. 脳科学的研究をもとにした悟りへのプロセス
(1)自己変革する洞察(悟り)への欲求・意欲を持つこと
(2)心身をリラックスさせる
(3)強い集中
(4)マインドフルネス


 第3章 生まれ変わり・死後の世界の科学的研究

1.死について学ぶ目的
(1)死への不安・恐怖を取り除く
(2)死は誰にとっても他人事ではない
(3)死は遠い先のこととして学びを先送りしない方がいい
(4)死後の世界・転生の可能性は、客観的・科学的に調べる価値がある
(5)死を学び考えることは、生き方を学び考えることにつながる

2.死への備えのための学習
(1)エリザベス・キューブラー・ロス博士の取り組み
(2)死後の世界 ~臨死体験の研究の先がけ~

3.臨死体験 ~死後の世界はあるか?~
(1)臨死体験とは
(2)臨死体験での共通する体験
(3)肉体から抜け出す
(4)トンネル体験、光との遭遇
(5)人生をパノラマ的に見る
(6)臨死体験を否定する人たちの主張に反すると思われる事例
     ①脳死状態での体験
     ②薬の作用による幻想ではない
     ③心臓停止での体験
     ④臨死体験の内容と事実の一致
     ⑤臨死体験者同士が出会った
     ⑥周囲の人が一緒に臨死体験する
     ⑦夢や妄想との違い
     ⑧体験は願望の投影であるという批判に対して
(7)臨死体験者の心の変化

4.前世療法 ~過去世への退行催眠(ヒプノセラピー)~
(1)アレクサンダー・キャノン博士の研究
(2)ヘレン・ウォムバック博士の研究
(3)ジョエル・L・ホイットン博士の研究
  (4)退行催眠で見た過去世と初対面の人の記憶の一致
(5)退行催眠による「中間世」バルドの検証
     ①中間世への誘い
     ②臨死体験と類似した体験

5.過去世を記憶する子どもたち
(1)イアン・スティーブンソン博士の研究
(2)サトワント・パスリチャ博士の研究

6.まとめ


第4章『チベットの死者の書』とユング心理学  ~仏教の死生観の心理学的探究~

1.はじめに

2.六道輪廻の思想

3.『チベットの死者の書』と心理学的な見解の一致
(1)『チベットの死者の書』について
(2)『チベットの死者の書』に見る転生のプロセス
     ①「死の瞬間のバルド」(チカエ・バルド)
     ②「存在本来の姿のバルド」(チョエニ・バルド)
     ③「再生に向かう迷いのバルド」(シパ・バルド)
(3)心理学者ユングによる『チベットの死者の書』の解説
(4)ユング心理学の意識の構造
(5)ユングのバルドの心理学的解釈
     ①「再生に向かう迷いのバルド」(シパ・バルド)
     ~個人的無意識の世界~
     ②「存在本来の姿のバルドゥ」(チョエニ・バルド)
     ~集合的無意識の領域~
     ③「死の瞬間のバルド」(チカエ・バルド)
     ~「自己」そのもの~
(6)この世は、心の現れ


第5章 大乗仏教の深層心理学 ~唯識~

1.唯識の成り立ち
(1)唯識思想の成立
(2)唯識の中国・日本への伝播

2.唯識とは ~すべては心の現れ~...
3.三つのものの見方(認識の仕方):三性説
4.意識の構造 ~八識説(八つの意識)~
5.行為の後に残る影響力
6.阿頼耶識は輪廻転生の主体
7.阿頼耶識という概念が生み出された背景
8.唯識の八識説とユング心理学の意識の構造の類似

9.煩悩の分析
(1)末那識に潜む四つの煩悩
(2)意識の煩悩

10.八つの意識を四つの智慧(四智)に転換

11.修行の5つの段階
(1)第1段階
(2)第2段階
(3)第3段階
(4)第4段階
(5)第5段階

12. まとめ


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