『レジリエンス 立ち直る力』(理論編)(2017年8月14日 64min)
レジリエンスとは、衝撃的な出来事や困難な状況、ストレスを受けたときに、立ち直る力、回復力、復元力という意味で近年メンタルヘルスの領域で注目されている言葉です。
ストレスを受けた時に、落ち込みやすい、なかなか立ち直れないという人は、「レジリエンスが低い」ということになります。ストレスに強く、また、立ち直りが早い人は、「レジリエンスが高い」ということです。
レジリエンスが低い人は高い人と比べ、ストレスのダメージを受けやすく、精神的疾患に罹りやすいということが言えます。
講義では、心理学の立場からでなく、仏教の教えの観点からの考察・解説も行われたいへん興味深い内容となっています。
1.レジリエンスとは
2.レジリエンスが高い人と低い人はどこが違うのか?
(1)レジリエンスの高さとポジティビティの量の関係
(2)立ち直りの早い人は、否定的感情とともに肯定的感情も経験している
(3)立ち直りは身体の状態とも関連している
(4)安定した心
(5)視野が広く、解決策を複数考えつく
3.レジリエンスが高いこととポジティブ・シンキングは違う
4.レジリエンスは高めることができる
5.レジリエンスを高める方法