『仏教とヨーガの思想の根幹と実践の基本』(2018年8月12日・夏期セミナー講義 第3回 96min)
ひかりの輪の夏期セミナーにおける上祐代表の講義の動画であり、本セミナーのための特別教本の第2章「仏教とヨーガの思想の根幹と実践の基本」を解説した講義。
1.ヨーガの本来の意味は、心のコントロールである
ヨーガは体操ではなく、その本来の意味を原典から解説
2.ヨーガの本来の目的は、心のコントロールにより、真我に至ること
真我とは、私たちの心の根源、もっと内側にあるもの
3.ヨーガの古典的修行体系
ヨーガの古典的な八段階の修行体系を解説
4.仏教の本来の意味:仏陀とは目覚めた人
仏陀とは目覚めた人で、智慧を得た人。智慧とは、知識でも知能でもな く、世界・事物をありのままに見て、煩悩と苦しみを滅する高度な認識力
5.智慧の対極の無智
普通の人は、智慧が生じておらず、無智の状態にあり、
無智を根本の煩悩として、様々な煩悩によるとらわれで苦しむ
6.初期仏教の修行の目的:苦しみを取り除く
初期仏教の根本的な教えは四諦。
苦しみの原因とそれを滅する指針と具体的な修行を説いている。
7.苦しみの原因は煩悩であり、その根源は無智である
苦しみの原因は、無智を根源とした貪りや怒りなどの様々な煩悩
8.人間の苦しみ:四苦八苦・三苦
様々煩悩による様々なとらわれ、人は様々なパターンの苦しみを経験する