♪「虹の神」
この曲は、最初は車の運転中に、虹の物語とともに、突然湧いてきた曲です。
「♪天空に 七色の虹」というフレーズが流れ、虹が出現したときの驚き、目を見張るような美しさ、突然の出来事に世界が転換するようなイメージとともに、曲が流れていきました。
「これは虹の歌だ」と思い、それをすぐに小林由紀さんにメールで送って聞いてもらうと、また意外にも、「いい曲だね!音楽的な構成としてもよくできている」と言って喜んでくれました。不思議なことです。
小林さんが、すぐにとりあえずのものをシンセサイザーで簡単に録音してくれたので、それを観音楽のメンバーの上祐代表に聞いてもらうと、「うん、これは虹の歌だね!」と言って、また意外にも好評だったので、本格的に編曲することになりました。
編曲の際、上祐代表のアイデアで、いろいろ加わっていき、美しいメロディーへと昇華していきました。(編曲のことについては下の方で小林さんが書いています)
その後、会津にて、たいへん美しい虹と1日に2回も出合うことがありましたが、その虹はたいへん鮮明で、長い間出ていて、特に紫が美しく、その後、目をつぶっても虹のイメージが続いていて、まるで虹からのプレゼントのようでした。
小林由紀さんにそのことを話すと、彼女も同じように感じていて、二人はまたしてもコラボしているようです。
次の課題として「虹の神」に歌詞をつけて、皆で歌えるようにう、ということになり、土台の歌詞を考え始めることになりました。
その後、聖地巡礼を始めたときから経験した多くの虹の体験が、オウム信仰から脱却するのに、大きな手助けとなっていたことが、改めて思い出され、虹体験が、オウムを脱会し、ひかりの輪を創設するにいたった原点だったんだ、まるで虹に導かれているようだ、と思いました。
そのストーリーを、歌詞に入れ込むことがぴったりきて、最初に浮かんだ「天空に 七色の虹」はというフレーズは、「天空に 七重の虹」というフレーズに変わり、今まで、さまざまな姿で現れ、導いてくれた、印象的な虹のイメージが歌になりました。
その後、みなで行った会津の巡礼中に、最終的な歌詞が完成しました。
編曲/小林由紀
この曲は、観音楽としては2曲目です。
はじめ暫定版を私1人で編曲したのですが、それはちょっと哀愁を含んだメルヘンチックなものでした。
その後やはりもっと虹の法則に合ったものにしようということで、CD制作のため作り直すことになりました。
まず、観音楽の代表と宗形さんとの3人で音色を聴きながら選んで行き、同時に伴奏形も、いろいろ試して話し合いながら選んで行きました。
そののち中間部分を1人で作り直していたのですが、どうもしっくり行かず、上祐代表と話し合うと、どうも虹の透明感が出せていないのではないか、という話になり、半透明で、水と光でできている虹...、その、神に近いものである虹を表現するために、より人間界的な音色を使わないように工夫してみました。また、宗形さんとは、虹が現れる時の驚きや、神秘的な雰囲気、虹が消える時のはかなさなどを表現することを話し合い、いろいろ試行錯誤して出来上がったのがこの曲です。
おかげさまで発売直後に売り切れた教室もあり、増産することになったようです。
ぜひこの曲を聴いて、歌って、神秘的な虹の法則の世界を感じていただきたいと思います。
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