聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

【2024年】今後の聖地巡りの予定のご案内

5月19日(日) 海の平和と安全を祈る――観音菩薩とヤマトタケル伝説の聖地・観音崎を巡る

  ひかりの輪では、5月19日(日)に、「海の平和と安全を祈る――観音菩薩とヤマトタケル伝説の聖地・観音崎を巡る旅」と題して、神奈川県・三浦半島の観音崎への聖地巡りを行いますので、ご案内します。

   東京湾の出入口に当たる観音崎は、その名前からわかるとおり、観音菩薩と縁が深い土地です。



●海を守ってきた観音菩薩像

    伝説によれば、奈良時代、この地の洞窟に住んで沖行く船を苦しめていた大蛇を、僧・行基(「奈良の大仏」建立の中心人物としても知られる)が退治し、観音菩薩像を安置しました。
   それ以来、海は平穏となり、安全な航海や漁ができるようになったので、人々はお堂を建てて観音像をお祀りしたことから、この地が観音崎と呼ばれるようになりました。

    しかし、観音像は鎌倉時代の戦乱で行方不明になり、いったんまた戻ってきたものの、1986年の火災で焼失してしまい、それ以来、観音崎は「無観音」状態となっていました。

   この現状を憂えた地元の方々によって、観音像の復元プロジェクトが立ち上げられ、2019年9月に悲願であった観音像の復元がなされたばかりのところです(下の写真の洞窟のお堂の中の観音像が、今回復元されたもの)。


●観音埼灯台

    こうして奈良時代以降、浦賀水道を行き来する船の安全を観音菩薩が見守ってきましたが、明治時代になると、日本最初の洋式灯台である観音埼灯台が設置され、新たな光が海の安全を守るようになりました(この灯台の着工日を記念して11月1日が灯台記念日とされています)。

    灯台は上まで登ることができます。下の写真は、灯台の上から見た横浜方面の海原(なお写真左側の白い塔は、東京湾海上交通センターの塔)。

    下の写真は、灯台の上からの太平洋方面の遠望。日本を出た船は、この海原の彼方に旅立っていきます。

    浦賀水道を行き来するたくさんの船を眼下に望むことができます。


●観音崎公園


    観音崎にある小高い山の一帯は、観音崎公園として整備され、海を見下ろす遊歩道や広大な芝生公園で時を過ごすことができます。




●戦没船員の碑

    公園内には、先の大戦で犠牲になった6万人以上の船員の方々のご冥福を祈る「戦没船員の碑」(昭和46年建立)が建てられています。



    はるか太平洋を望む山上から、水底の戦没者への祈り--「安らかに ねむれ わが友よ 波静かなれ とこしえに」

    この碑には、平成時代の天皇・皇后両陛下(現上皇・上皇后ご夫妻)が繰り返し足を運ばれ、2019年1月にも慰霊をなさっています。


●走水(はしりみず)神社

    観音崎公園を端まで歩き、山を下りると、走水神社が鎮座しています。

    『古事記』によれば、第12代・景行天皇の御代、天皇の御子・ヤマトタケルノミコトは、東征の折、この走水の地から船で房総半島に渡ろうとしたものの、海神の怒りで暴風雨にあい、難破しそうになりました。

    そこで、ミコトの后・オトタチバナヒメが自ら入水し、海神の怒りを静めて、ミコトの航海を成功させたといわれています。

    この伝説に由来して、ヤマトタケルノミコトと、身を犠牲にしたオトタチバナヒメをお祀りした古社が、走水神社です。

    下の写真が、入水するオトタチバナヒメの碑。

    神社から見下ろした浦賀水道。


●走水の海岸

    海岸に下りると、オトタチバナヒメが鎮めたとされる走水の海原を間近に眺めることができます。

    遠く海上に浮かぶ横浜のビル街。安全な航海の恩恵によってもたらされた多くの人々の暮らしが、そこにあります。


 さらに、ここから馬堀海岸(うみかぜの路)方面に訪れる予定です。

●2000年にわたる尊い祈り

    観音菩薩とヤマトタケル・オトタチバナヒメの伝説、そして、戦没した船員のご冥福をお祈りし、今も航海の安全のために光を照らし続ける観音埼灯台--。

    海に生きてきた日本人の平和と安全を2000年にわたって祈り続けてきた人々の思い。その尊い思いが詰まった聖地が、この観音崎です。

    令和という時代を生きる今、あらためて、海に生き、海に死んでいった数多の先人の歴史を振り返り、感謝の祈りを捧げる旅を、皆さんとご一緒できればと思います。

●ご参加の詳細

■実施日と行程

・2024年5月19日(日)

※訪問先が、天候その他の事情によって、一部変更になる場合がありますので、ご了承ください。
※参加希望者が一定人数未満の場合は、開催を中止する場合があります。

■参加料金 10000円

※参加料金は諸事情により変動する場合があります。
※参加料金は、学習指導代を含みます。食事代・交通費は含まれません。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。

■キャンセル代

1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.2日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。

■当日ご自身でお支払いいただく費用

 以下の費用は、上記参加料金とは別に、当日参加者ご自身で各事業者に直接お支払いいただきます。

・集合地から解散地までのバス運賃


■ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。

 ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。 つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

 ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

3.ご参加をお断りする場合

 ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。 よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。

 なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。

※本行事の予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。

■お申込み・お問い合わせ先

●東京本部教室(関東・甲信越):細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net

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