1月14日(日) 相模国の二之宮と、日本武尊伝説の山と海を巡る(吾妻山、吾妻神社、川勾神社、梅沢海岸など)
ひかりの輪では、1月14日(日)に、神奈川県二宮町の吾妻山(あづまやま)、川勾神社(かわわじんじゃ)などを訪れる聖地巡りを行いますので、お知らせします。
相模(さがみ)国(現在の神奈川県を含む地域)は、縄文時代以来の遺跡が数多く存在しており、稲作文化を中心とする弥生時代への移行を示す遺跡も存在しています。特に、この地域を含む関東地方は、縄文文化から弥生文化への移り変わりが一番遅かった地域の一つということもあって、その事実を反映したと思われる神話(日本武尊の東征と、米作りの知識の伝授等)が残されています。
今回は、こうした神話の舞台でもある吾妻山と近隣の海岸、そして、相模国の二之宮として古い歴史を刻んできた川勾神社を訪れ、はるか古代から国づくりをしてきた人々の歴史と神々への祈りに思いを馳せたいと思います。
●吾妻山と吾妻山公園
二宮町の中心に位置する標高136.2mの山が吾妻山です。そして、その山頂に整備されているのが、吾妻山公園です。
吾妻山については、以下の神話が語り継がれています。
「古代、日本武尊が天皇の命により東征に向かう道中、船に乗って三浦半島の走水から上総へ渡ろうとしていると、突如暴風が起こり、一行は船もろとも沈みそうになりました。一行を案じた日本武尊の妻・弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)が、海の神の怒りを鎮めるため自ら海中に身を投じると、海はたちまち静まり、一行は命を取り留めることができました。その後、現在の二宮町の袖が浦海岸に弟橘媛命の櫛と衣の袖が流れ着き、吾妻山山頂に埋められました。その場所が現在の吾妻神社であると伝えられています」
(二宮町ガイドマップ〈二宮町産業振興課〉より)
山頂の吾妻山公園の展望台からは、ほぼ360度にわたって神話の舞台となった山や海を見渡すことができ、晴れていれば、咲き誇る桜の向こうに富士山を望むこともできます。
●吾妻神社
上記の神話に由来して、弟橘媛命がお祀りされている吾妻山の神社です(縁結びの神様として信仰されています)。
創建は第12代・景行天皇(日本武尊の父)の頃と伝えられています。
吾妻という名称は、亡くなった妻・弟橘媛命のことを、日本武尊が偲んで「あづまはや(「吾が妻」の意味)」と述べたことに由来しています。
●川勾神社
二宮町の町名の由来となった、相模国の二之宮で、延喜式(927年)にも記録されている、少なくとも1000年以上の古い歴史を誇る神社です。社伝では、創建は第11代・垂仁天皇の時代とされています。
日本神話で、国土を開拓したとされる神様をお祀りしています。
●梅沢海岸
相模湾から打ち寄せる波と風を感じ、はるか水平線を見渡すことができる、爽やかな海岸です。
上記の吾妻神社のご祭神・弟橘媛命の袖が流れ着いたという伝説があるので、近隣の海岸を「袖が浦」といい、流れ着いた袖や櫛を近くに埋めたことから「埋沢」→「梅沢」という地名になったということです。
●ご参加の詳細
■実施日と行程
・2024年1月14日(日)
※参加希望者が一定人数未満の場合は、開催を中止する場合があります。
※訪問先が、天候その他の事情によって、一部変更になる場合がありますので、ご了承ください。
■参加料金 10000円
※参加料金は諸事情により変動する場合があります。
※参加料金は、学習指導代を含みます。食事代は含まれません。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。
■キャンセル代
1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.2日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。
■ご注意
1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。
ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。 つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。
ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
3.ご参加をお断りする場合
ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。 よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。
なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。
※本行事の予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。
■お申込み・お問い合わせ先
●東京本部教室(関東・甲信越):細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net