聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

2023年の聖地巡り

7月17日(月/祝)東京・千葉の縄文聖地を巡る

 7月17日(月/祝)、ひかりの輪では、東京と千葉にある、縄文時代に由来する神社や遺跡を訪れる聖地巡りを行います。

 人間や動物のみならず物(土器などの道具)までをも等しく尊重し、戦争がなかったという縄文時代の精神性に学ぶ旅となります。

●代々木八幡宮

 東京の代々木にある八幡神(応神天皇)をお祀りしている神社で、近年は緑豊かな都内のパワースポットとしても注目されています。

yoyogihachi01.jpg 鎌倉時代、二代将軍・源頼家の側近であった人物がこの地に隠遁し、暗殺された頼家の菩提を弔って暮らしていたところ、霊夢の中で八幡大神の託宣と宝珠の鏡を感得し、鶴岡八幡宮を勧請したのが創始とされています。

yoyogihachi02.jpgyoyogihachi03.jpg 神社創建の始まりは、上記の通り鎌倉時代ですが、境内には約4500年前の縄文時代の遺跡があることから、はるか昔からこの地には人が住み、神々への祈りが捧げられていた超古代以来の聖地であるということもできます。

 境内には、発掘された住居跡の上に復元された竪穴住居があり、発掘された土器・石器類も展示されています。

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●鳩森八幡神社

 東京の千駄ヶ谷にある八幡神(応神天皇)とその母君である神功皇后をお祀りしている神社です。

hatonomorihachi01.jpg 昔、青空より白雲が降りてきたので不思議に思った村人が林の中に入っていくと、突然多くの白鳩が西に向かって飛び去るという霊瑞(れいずい)があったことから、小さな祠を営んで鳩森(はとのもり)と名付けたということです。

 平安時代に、慈覚大師(円仁)が、村民の強い願いを受けて、応神天皇の御尊像を作り添えて、お祀りしたことから、八幡神社となったということです。

hatonomorihachi02.jpg 同社には、現存するものとしては東京で最も古い歴史を持つ「富士塚」があります(1789年築造)。富士塚とは、富士信仰に基づき、富士山に模して造営された人工の山や塚のことで、この鳩森八幡神社の富士塚の頂上付近には、富士山の溶岩が配されています。

hatonomorihachi03.jpghatonomorihachi04.jpghatonomorihachi05.jpg また同社は、「日月神示」という、神からの啓示を自動書記で記したとして知られている画家・岡本天明(1897-1963)が神主を一時務めていた神社ですが、この神示の主役ともいえる国常立尊(くにとこたちのみこと)は善悪二元論的な考えを戒め、物質主義的な生き方を改めるよう説いたとされており、縄文時代以来の古い信仰を説く根源的な神であるとも見られています。


●加曽利(かそり)貝塚

 千葉市にある加曽利貝塚は、日本最大級の縄文時代の貝塚です。貝塚としては唯一、国の「特別史跡」に指定されている、貴重な縄文時代の遺跡です。

kasori01.jpg 北貝塚と南貝塚の二つがあり、北貝塚は縄文中期の約1000年間にかけて、そして南貝塚は縄文後期の約1000年間にかけて作られていきました。

kasori02.jpgkasori06.jpgkasori03.jpg 貝塚の断層だけでなく、有名な加曽利式の縄文土器が展示されている博物館もあり、縄文人の精神性について学ぶことができます。

kasori04.jpg かつて貝塚は、貝殻を捨てるゴミ捨て場のように誤解されていましたが、貝塚からは貝殻だけではなく、人骨や、壊れた土器・石器も発見されるようになりました。

 そこから、貝塚とは、食料として利用した動物や魚の骨、日常生活で破損した様々な道具、そして、亡くなった人や大切な動物を、差別することなく、感謝の念とともに「あの世」に送り返し、再び「この世」にもとの形でもどってきてもらうという神聖な祭祀の場(いわゆる「もの送り場」)だったのではないかと考えられるようになっています。

kasori05.jpg つまり、縄文人の循環的死生観がうかがえる、縄文文化の聖地としての意味合いがあるのです。

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●麻賀多神社

 千葉県成田市にある麻賀多神社は、平安時代の記録にも記されている古社です。

makata01.jpg 樹齢千三百有余年を誇る東日本一の大杉があり、パワースポットとして注目されていますが、戦時中に前記の「日月神示」というお告げが降りたとされる場所としても知られています。

makata02.jpgmakata03.jpgmakata04.jpg 御祭神は、和久産巣日神(わくむすびのかみ)で、古事記・日本書紀では、日本の国造りの神で、五穀の神様とされています。

 また、同社のご由緒には、「伊勢神宮の内宮(天照大神)の姉神で、外宮(豊受大神)は子神と記されており、香取神宮の御祭神(経津主命:ふつぬしのみこと)と鹿島神宮の御祭神(武甕槌命:たけみかづちのみこと)は弟神であります」と記されており、弥生文化の伝播に関わる神々よりも、さらに古い神であることがうかがわれます。

makata05.jpg さらに、境内にある天日津久神社(あまのひつくじんじゃ)のご祭神は、国常立尊(くにとこたちのみこと)で、弥生時代をさかのぼる、縄文時代以来の古い神であるという見方もあります。

makata06.jpg また、この地域で、第12代景行天皇の御子・日本武尊(やまとたけるのみこと)が、弥生文化の象徴でもある米作りを地元民に教えたという言い伝えもあることから、まさにこの神社は、「縄文時代と弥生時代の接点」を象徴しているといってもよいと思います。

 北海道や東北の縄文遺跡が一昨年(2021年)世界遺産に登録されたことから、縄文文化への関心が高まっていますが、この機会に、首都圏と近郊の縄文文化に触れて、その精神性を学ぶ旅にご一緒できればと思います。

●ご参加の詳細

■日程と時間

・2023年7月17日(月・祝)

・午前10時に麻賀多神社(千葉県成田市台方)に集合、午後4時30分頃に代々木八幡宮(東京都渋谷区代々木)で解散。
(ひかりの輪東京教室付近から午前7時45分に出発する参加者の車に同乗することもできます〈人数に限りがあります〉)

■参加料金

  16000円(東京からご参加の場合)

※当日の天候や現地の状況によって、訪問地の一部を変更したり、参加料金が多少増減する場合がございます。

※参加料金は、学習指導代を含みます。食事代・保険料は含みません。

※大阪・名古屋など、東京近辺とは別の地区からご参加の方は、引率・指導の時間が異なるため、参加料金が異なりますので、別途下記担当者までお問い合わせをお願いします。

※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。

■キャンセル代

1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.3日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。


■参加者の無償奉仕による運送のお知らせ

1.出発時に各教室に集合する方は、他の参加者が運転する車両に同乗することができます。

2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。

3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。出発する教室によって料金が異なる場合は、運送料ではなく、引率・指導の経費のためです。

4.現地に集合した後の利用も可能ですが、人数に限りがありますので、事前にお申し込みください。


■ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。

   ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。
   つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

   ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

3.ご参加をお断りする場合

   ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。
   よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。
   なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。


※本聖地巡りの予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。

■お申込み・お問い合わせ先

◎東京本部教室
担当:細川美香
携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net

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