8月24日(土) 富士見・茅野・蓼科(長野県)の聖地巡りのお知らせ
今回の長野の聖地巡りでは、富士見・茅野・蓼科を中心として、ひかりの輪でも初めて巡る、とっておきの美しい場所をご案内します。
これらは、諏訪の近くの八ヶ岳周辺に位置しており、諏訪の古代信仰や栄えた縄文文化など、日本の原初の奥深い精神性の感じられる場所が多数あります。そのため、そうしたテーマを扱ったジブリ映画「もののけ姫」のモデルともなりました。
宮崎駿監督は、富士見町に別荘を持ち、映画には、このあたりのゆかりの名前が登場します。たとえば、コーロク、エボシ様、乙事主(おっことぬし)、の名などは、この富士見町の地名、『小六』『烏帽子』『乙事』などから来ているようです。
また、たいへん美しい原初の自然を見ることのできる場所もたくさんあります。
場所的に、東京や名古屋から近く車の日帰り便が出ますので、特に東京方面や名古屋方面の方、ぜひどうぞ。
8月17日(土)に、下見に いってきました。
写真付のブログを、ご覧ください。
水野愛子の徒然草
◆訪問予定地
1御射鹿池(みしゃかいけ):もののけ姫や、東山魁夷の名高い絵画『緑響く』の
モデルとなった、たいへん美しく神秘的な池。今回の巡礼のハイライト。
御射鹿池
2八千穂高原
日本一美しい白樺群生地
3白駒の池と日本三大苔の森
満面に清水をたたえた神秘的な湖
4御柱の森
有名な、諏訪の御柱祭で使われた柱になった木を産出した森です。
柱になった木の切り株を見ることができます。
5奥蓼科温泉郷:横谷渓谷など
6乙事諏訪神社
神社建築史上まれに見る「本殿のない神社」です。諏訪明神をお祀りされています。
7御射山神社(みさやまじんじゃ)
諏訪大社の古代の神事、『御射山狩神事』が行われていた場所。一帯が杉林になっていて、境内が全て林の中にあります。狩神事は、諏訪大社・上社前宮の『御頭祭』(五穀豊穣を祈願する意味もある)で捧げる獲物(鹿75頭ほか)を獲る儀式で、殺生ご法度になったご時世でも、諏訪大社の狩神事だけは特例として許すという法律まであったほどだそうです。