2016年3月19~21日北陸福井の聖地自然巡りのご案内 ~深山幽谷の禅道場「永平寺」から小京都「小浜」まで~
来る3月19~21日に、ひかりの輪として初めて、北陸の福井の聖地・自然巡りを行うことになりました。曹洞宗の大本山として名高い永平寺、小京都とも言われる仏教都市の小浜、さらには、敦賀湾・若狭湾周辺の神社仏閣や自然などを巡り、そのなかで随所に瞑想も取り入れ、とても魅力一杯のプログラムとなります。
皆さんぜひ御参加ください。
<訪問予定地>
●永平寺(曹洞宗大本山)
1224年道元が開いた曹洞宗の大本山。杉の古木が林立するなか七堂伽藍が並んでいて、幽玄というにふさわしい雰囲気です。
禅の修行道場として今も200名ほどの僧侶が厳しい修行に明け暮れています。
洗面、掃除、食事・・・生活すべてが修行と位置づけられていて、作法に則って行われます。
曹洞宗の座禅は只管打坐(ただひたすら座ること)の実践です。そして、そのひたすら座る姿こそが仏であると道元はいいます。
厳しさのなかに、優しさも感じる永平寺。
永平寺のなかでも一番の聖地と言われているところが、道元の御廟である承陽殿(じょうようでん)(道元の諡号が承陽大師)。道元の覚醒の意識と厳しさのなかにも優しさを醸す心が感じられます。
「これまでに訪問した禅宗のお寺の中では、最も高い、神聖なエネルギーを感じたと言っても過言ではないと思います。」(上祐代表 談)
聖地、仏教、瞑想、そして、新しい生き方・心の幸福の発見に関心のある方に、必見の聖地中の聖地であることは間違いないと思います。
●平泉寺(へいせんじ)白山神社
山岳信仰で有名な白山は、富士山、立山と並ぶ三霊山の一つです。
平泉寺白山神社は、泰澄によって717年開かれ、白山に登拝する拠点として栄えました。最盛期には社堂四十八社三十六堂六千の僧坊があったという一大宗教都市でした。
白山を開いた泰澄大師の御廟もあります。
泰澄は、白山の女神に導かれ白山を開山しました。
現地には、これらの白山の自然・歴史・文化を美しい写真や映像で紹介する観光センターもあり、その壮大さは曹洞宗大本山の永平寺に決して劣らない重要性を感じます。
●仏性寺(黒谷観音)
仏性寺は単立の宗派で、いわゆる一般的な宗派には属していません。
黒谷観音として有名でその十一面観音は33年に1度ご開帳される秘仏。
この十一面観音は、京都・清水寺の千手観音、奈良・橘寺の如意輪観と同じ霊木から作られたものだということです。
深山幽谷のお寺で、自然に囲まれた歩行瞑想に良い参道を登って軽く気持ち良い汗をかいてすっきりした中で、お堂で瞑想させていただくといったイメージが湧いてきます。
また、石仏巡りの巡拝路もあります。
●気比神宮(けひじんぐう)
氣比神宮は北陸道総鎮守 越前国一之宮です。
建立は702年。御祭神は7柱をお祀りしています。
主祭神 伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は御食津大神(みけつおおかみ)とも称し食物を司り、また古くより海上交通、農漁業始め衣食住の生活全般を護り給う神として崇められています。
高さ約11mの大鳥居(重要文化財)は春日大社(奈良県)・厳島神社(広島県)と並ぶ日本三大木造大鳥居の一つです。
●金崎宮(かねがさきぐう)
南北朝時代には、後醍醐天皇の二人の皇子である尊良親王(たかながしんのう)と恒良親王(つねながしんのう)を守護した新田義貞が足利軍と戦った古戦場で、両親王が祀られています。
パワースポットとして有名。
●若狭彦神社(上社)・若狭姫神社(下社)
この2つの神社合わせて若狭一宮です。
若狭姫神社は豊玉姫命(とよたまひめみこと:乙姫)がご祭神、若狭彦神社は山幸彦(彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)をご祭神としています。
海幸山幸の神話は浦島太郎の昔話の原型といったらいいかと思います。
若狭姫神社には、立派なご神木の千年杉があります。
この神社のある小浜はひっそりと落ち着いた雰囲気のいいところです。
●「海のある奈良」あるいは「小京都」と呼ばれる小浜
小浜は、奈良時代から朝廷に海の幸を納めていました。中国・朝鮮と奈良・京都を結ぶ玄関口であった小浜は、仏教文化が伝わった土地です。今でもお寺が130余りもあります。
小浜全体が、自然のなかにある落ち着いた雰囲気の町でそのなかにあるお寺を巡ります。
今回は小浜の八ヶ寺といわれるなかから、4つのお寺を選んで参拝・瞑想する予定です。
神宮寺:714年、若狭彦・姫神社の神願寺として創建されました。
東大寺二月堂への『お水送り』が行われる寺として有名。
明通寺:真言宗御室派の寺院。
天下泰平、諸人安穏のため、806年、坂上田村麻呂が創建。
本堂と三重塔は国宝に指定されています。
妙楽寺:高野山真言宗の寺院。本尊の千手観音像を719年行基が彫り、
空海が再興したと伝えられています。
萬徳寺:高野山真言宗の寺院。
枯山水庭園は国指定の名勝。
本尊の木造阿弥陀如来坐像はたいへん美しい仏像で、国指定重要文化財になっています。
若狭湾国定公園に属する5つの湖の総称。
三方湖(みかたこ)、水月湖(すいげつこ)、菅湖(すがこ)、久々子湖(くぐしこ)、日向湖(ひるがこ)の5つ。2005年11月8日付でラムサール条約指定湿地に登録されました。
レインボーラインという道路から眺めがよく、さらにレインボーライン山頂公園からの眺めは絶景で、五つの湖がそれぞれに違った青色をして見えるということです。
■参加料金(東京からご参加の場合)
・1日(日帰り):19日・20日・21日のいずれも、13000円
・1泊2日:19~20日、20~21日のいずれも、26000円
・2泊3日:19~21日で、37000円
※参加料金は、学習指導代に加え、食事代・参拝代・旅行保険代は含みますが、下記の宿泊代、温泉代は含まれませんので、ご注意ください。
※大阪など、東京とは別の地区からご参加の方は、引率・指導の時間が異なるため、料金が異なりますので、別途下記担当者までお問い合わせをお願いします。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。
■キャンセル代1.7日前~2日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.1日前(前日)から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセント
となります。なお、宿泊のキャンセル代は、別途宿泊業者に直接お支払いください。
■当日ご自身でお支払いいただく費用
下記の宿泊代・温泉代は、当日ご自身で各業者に直接お支払いいただきます。
1.宿泊費:福井のホテル:3500~5000円、 小浜のホテル:約4800円
3.温泉代
温泉を希望されない方もいらっしゃいますので、参加料金には含まれておりませんので御注意ください。温泉代は、1ヵ所500~800円程度です。
■団体等の車両による無償奉仕の運送
今回も、出発時に各教室に集合する方は、団体や会員等の車両で、全行程を運送します。
これは、団体・会員等の無償の奉仕として行うもので、現地からご参加の方にもご利用いただけますが、人数に限りがありますので、事前にお申し込みください。
なお、これは無償奉仕の活動のため、これをご利用にならずに、ご自身の車両等で参加される場合でも、上記の参加料金に変わりはありません(減額されません)。
1.東京、大阪、名古屋方面から、無償奉仕で現地までの運送を行う予定がありますが(詳細は下記をご覧ください)、現地集合や、マイカーでのご参加も、もちろん可能です。
参加日程によっては、現地集合、現地解散をお願いする場合もございます。
2.方面毎に料金が異なるのは、運送料ではなく、諸事情で引率・指導の経費が異なるからで、同じ方面ならば、無償奉仕の団体車両のご利用の場合も、マイカー参加・現地集合・現地解散の場合も、料金は変わりませんのでご注意ください。
■その他のご注意
1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。
ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。
ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
■お問い合わせ先
●東京本部教室(関東・甲信越):細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net
●名古屋支部教室:山口雅彦
担当者携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net
●大阪支部教室(関西・中国地区)担当 山口雅彦
担当者携帯電話: 090-6852-4929(山口)
窓口電話:0729-47-9071
メールアドレス:osaka@hikarinowa.net