聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

2019年の聖地巡り

2月11日(月・祝)世界遺産の古都奈良の聖地巡り

  立春を過ぎた2月11日(月・祝)に奈良の聖地巡りを行います。

平城京の奈良時代、シルクロードの東の終着点で国際色豊かで、 大伽藍の寺院も建ち並ぶ文化都市でした。現代では古都奈良の8つの文化財が 全体で世界遺産に登録されています。今回の聖地巡りでは、その世界遺産の神社仏閣を巡ります。

◆訪問予定地:東大寺、春日大社、興福寺、唐招提寺など

 

■東大寺(大仏殿、三月堂、二月堂)

東大寺は、「奈良の大仏」で知られる毘慮遮那仏(ヴァイローチャナ)をご本尊とする華厳宗総本山。奈良の世界遺産1つです。

 

 

聖武天皇が、幼くして亡くなった皇太子を弔うために728年に建立した寺院が起源です。741年、聖武天皇は、飢饉・疫病・内乱・政変で乱れる国を仏教の力で平和にしようと考え、全国に国分寺・国分尼寺を建立する詔を発し、東大寺はその中心となる「総国分寺」に位置付けられました。
さらに、仏教の総合大学としても機能するようになりました。

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◎大仏殿

743年に大仏造立の詔を発した聖武天皇は、民衆の信望を集めていた僧・行基の力を借りて、国家や民衆の総力を挙げて、752年に東大寺に大仏を完成させました。この大仏こそ、世界を遍く照らすと華厳経に説かれている毘慮遮那仏です。
華厳経の世界観は「一即一切、一切即一」と表現され、一つのものの中に他の全てのものが影を落としているとします。すべてのものにはつながりがあり、しかも、お互いがお互いを支え合っているという意味です。
大仏殿も造営されましたが、その後、焼失と再建を繰り返し、現在のものは江戸時代の再建のものです。現在、世界最大規模の木造建築物です。

 

 

 

 

 ■春日大社

  奈良時代のはじめ、平城京鎮護のために、茨城県の鹿島神宮からタケミカヅチノミコトを神鹿の背にお乗せして、勧請したのがはじまりとされています。平安時代には皇族や貴族の春日詣が盛んになりました。春日大社も奈良の世界遺産の1つです。

 

    若宮には、天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)という正しい知恵を授ける、水の神が祀られており、この神社の背にそびえる御蓋山(ミカサヤマ)は、神山として古代より大切にされています。ご本殿から若宮まで、多くの社を参拝して回る予定です。

 


 
■興福寺
法相宗の大本山である興福寺は南都七大寺 の1つで、藤原氏の氏寺として、藤原一族の隆盛とともに寺勢を拡大しました。神仏習合により春日大社と一体化しました。世界遺産です。興福寺には有名な阿修羅像があります。
 
 
 
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■唐招提寺

律宗の総本山で、ご本尊は慮遮那仏。
唐から戒律をもたらした鑑真によって759年に創建されました。
 


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当時、日本では、平城遷都後、仏教が発展するにしたがい、官僧が増加しましたが、それにともない規律の乱れが目立つようになりました。また、中国へ渡る僧も増えていきましたが、中国では沙弥(具足戒を受けていない正式ではない僧)の扱いを受けました。
そうしたことを背景として、中国方式の授戒の導入がはかられ、733年に栄叡・普照らが中国から戒師を招請するために派遣されました。

栄叡・普照らは、742年に唐・揚州の鑑真を訪れ、来日を要請しました。鑑真は弟子達に対して日本へ渡る者はいないかと呼びかけましたが、渡航の危険を恐れて名乗りを上げる者がなかったので、鑑真は自ら渡航することに決めました。
鑑真は、5度の渡日を企てましたが、妨害や難破により失敗し、失明してしまいました。そうした苦難を乗り越え、753年12月に渡日に成功しました。754年には奈良に入り、4月には東大寺大仏殿の前に仮設の戒壇を築いて聖武上皇・光明太后らに菩薩戒を授けました。さらに80余人の僧に具足戒を授けました。ここに、戒壇で三師七証(3人の師と7人の証明師)方式により『四分律』の250戒を授ける国家的授戒制が始まりました。
鑑真は、東大寺に住して戒律を広め、755年には戒壇院を開設しました。
そして757年には故新田部親王(天武天皇の皇子)の旧宅を与えられて伽藍をつくり、759年に唐招提寺と名付けられました。
その後、唐招提寺は戒律を軸として教学に励む、わが国最初の律寺となりました。

苦難を経て戒律を定めた鑑真の墓所である開山御廟は、苔むす庭が美しい。

 

 


●ご参加の詳細

■参加料金 12000円の予定
※参加料金は、学習指導代に加え、参拝代を含みます。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。

■団体等の車両による無償奉仕の運送

名古屋支部教室に集合する方は、団体や会員等の車両で、全行程を運送します。
これは、団体・会員等の無償の奉仕として行うもので、現地からご参加の方にもご利用いただけますが、人数に限りがありますので、事前にお申し込みください。
なお、これは無償奉仕の活動のため、これをご利用にならずに、ご自身の車両等で参加される場合でも、上記の参加料金に変わりはありません(減額されません)。

1.無償奉仕で現地までの運送を行う予定がありますが(詳細は下記をご覧ください)、現地集合や、マイカーでのご参加も、もちろん可能です。

※大阪教室所属の方は近いので、現地集合、現地解散をお願いする予定です。

2.方面毎に料金が異なるのは、運送料ではなく、諸事情で引率・指導の経費が異なるからで、同じ方面ならば、無償奉仕の団体車両のご利用の場合も、マイカー参加・現地集合・現地解散の場合も、料金は変わりませんのでご注意ください。

■ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行います(関連法令の解釈は関係官庁の指導に基づきます)。

当団体は、宿泊施設や運送会社を手配する旅行業務や、車両による有償の運送業務は行ないません。運転は個々の参加者の奉仕活動であり、経費も個人の寄付で賄われています。そのため、一部ボランティアの方のご協力をいただきますので、ご了解下さい。

2.参加者の皆さんの安全の確保に最善を尽くします。

奉仕活動の運転の安全確保のため、車両点検・健康管理・法令順守等の確認を行いますので、スタッフにご協力ください。また、事故・怪我・疾患に関しても、スタッフが予防努力を行います。さらに、必要に応じて旅行保険に加入する場合もありますので、ご協力ください(費用は参加料金に含まれていますが、直前のお申し込みの場合は加入が間に合いませんので、ご了解ください)。

3.一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

■お問い合わせ先

●名古屋支部教室
◎名古屋支部教室担当:山口雅彦
携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net

●大阪教室
◎大阪教室担当:田渕智子、山口雅彦
携帯電話:080-2513-6017(田渕)、090-6852-4929(山口)
窓口電話 :072-947-9071
メールアドレス:osaka@hikarinowa.net

 

 

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