7月11日(土)~12日(日)福島:「仏都会津」の寺社・磐梯山・猪苗代湖を巡る─東北で最も早く仏教文化が花開いた地(日本遺産・福島県)
7月11日(土)~12日(日)に、東北は福島の西に位置する会津の聖地自然巡りを行います。
会津は、東北地方で最も早く仏教文化が花開いた地で、「仏都会津」と呼ばれ大変栄えていました。
今も、国宝を含む平安初期から中世、近世の仏像や寺院が多く残り、古来のおおらかな信仰の姿を今に残しています。
その大自然は素晴らしく、中心には、会津磐梯山、日本で3番目に大きな猪苗代湖の雄大な風景が広がっています。
会津磐梯山と猪苗代湖は、磐梯朝日国立公園に指定されています。
太古の昔より、厳しい冬の豪雪と、一方その雪解け水がもたらす豊かな恵みという自然に育まれ、活火山である会津磐梯山の周りには多数の豊かな温泉が湧き出、猪苗代湖に湛えられた豊かな水は、市民の重要な飲料水となっています。
近代では明治維新の際に戊辰戦争が起こり、白虎隊の悲しい歴史とそれを見守った鶴ヶ城が有名です。
そんな会津を一泊二日で巡る聖地巡りを行います。
◎「仏都会津」:東北地方で最も早く仏教文化が花開いた地
東北地方で唯一「古事記」にその名を残す会津は、かつて仏教都市としてたいへん栄えた地です。
仏教伝来と同時期に開かれたというお寺の伝承があり、東北地方で最も早く仏教文化が花開いた地でした。
平安時代には、「仏都会津」と呼ばれ奥州の仏教文化の中心地でした。
そのきっかけとなったのは、平安時代初期に起こった会津磐梯山の大噴火で、その規模は、遠く離れた京都の朝廷まで震撼させたほどの大変なものであったといわれています。
それを鎮めるために、まず、高野山の弘法大師空海が、朝廷に「火山鎮火」を命じられ、はるばる会津にやって来ました。
その後、奈良の東大寺や興福寺で学んだ僧・徳一が、山の神・磐梯明神を守護神として会津磐梯山の麓に慧日寺を開き、その仏教は会津一帯に広められ、会津が仏教都市となる基礎を築いたといわれています。
慧日寺跡には、徳一の墓と伝わる徳一廟があります。

◎慧日寺跡──磐梯山麓の会津仏教文化発祥の地
磐梯山の麓に、かつて会津仏教文化発祥の地である慧日寺跡とその資料館があります。
平安時代初期、奈良の東大寺や興福寺で学んだ僧・徳一が、山の神、磐梯明神を守護神として会津磐梯山の麓に慧日寺を開きました。
慧日寺は、もともとの会津の磐梯山信仰を受け継ぎ、仏教的に組み替えることで会津の信仰の中心となっていきました。
現在は、復元された慧日寺跡と、資料館があります。
◎会津五薬師
徳一は、会津五薬師ほか多くの寺院を開いて、人々の素朴な信仰を、仏教、薬師・観音信仰に取り込んでいきました。
今も勝常寺の薬師如来坐像をはじめとする平安初期から中世、近世の仏像や寺院が多く残されています。
◎日本遺産・会津の三十三観音めぐり
徳一の開いた寺院の中でも三十三観音巡りは、娯楽と一体となったおおらかな信仰の姿を今に残し、広く会津の人々に親しまれ、平成28年に日本遺産に認定されました。
有名なさざえ堂は三十三観音めぐりのために作られた珍しいお堂です。

「奥州の高野山」と呼ばれる八葉寺には、会津を終焉の地と定めて人々のために尽くした念仏修行で有名な空也上人の墓もあります。
国宝を含む寺院、山中のひなびた石仏などを巡る会津の三十三観音めぐりは、江戸時代、会津藩主の名君保科正之の時代始まり、広く会津の人々に親しまれています。

土津神社(会津藩主・保科正之を祀る)

鶴ヶ城
■日程
2026年7月11日(土)~12日(日)
※日帰り参加も可能です(詳細はお問い合わせください)。
※参加希望者が一定数以上の場合は、上祐史浩(ひかりの輪代表)も参加する予定です。
※訪問先が、天候その他の事情によって、一部変更になる場合がありますので、ご了承ください。
※参加希望者が一定人数未満の場合は、開催を中止する場合があります。
■参加料金
◎東京から参加の場合
1日参加:18000円、2日間参加:36000円
◎仙台から参加の場合
1日参加:15000円、2日間参加:30000円
※諸事情・状況により、料金が多少変更する場合がございます。
※参加料金は、学習指導代に加え、かける場合がある旅行保険代は含みますが、食事代・参拝代・宿泊代は各自で現地でお支払いいただくことになります。
※大阪・名古屋・仙台など、東京とは別の地区からご参加の方は、引率・指導の時間が異なるため、参加料金が異なりますので、別途下記担当者までお問い合わせをお願いします。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。
■キャンセル代
1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.2日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。
■当日ご自身でお支払いいただく費用
以下の費用は、上記参加料金とは別に、当日ご自身で各業者に直接お支払いいただきます。
・宿泊費:検討中
・温泉代
・食事代
※上記とは別の宿泊施設をご自身で手配していただくことは、プログラムへの参加に支障がない限り差し支えありませんが、その場合でも参加料金は同じとなります。
■参加者の無償奉仕による運送のお知らせ
1.出発時に各教室に集合する方は、他の参加者が運転する車両に同乗することができます。
2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。
3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。
出発する教室によって料金が異なる場合は、運送料ではなく、引率・指導の経費のためです。
4.現地に集合した後の利用も可能ですが、人数に限りがあり、事前にお申し込みください。
5.1日のみのご参加はできますが、状況によって現地集合・現地解散となり、ご自身で公共交通機関等をお使いになりご参加いただく場合があることを、予めご了承ください。
■ご注意
1.あらゆる関連法規を順守して行います(関連法令の解釈は関係官庁の指導に基づきます)。
当団体は、宿泊施設や運送会社を手配する旅行業務や、車両による有償の運送業務は行ないません。運転は個々の参加者の奉仕活動であり、経費も個人の寄付で賄われています。そのため、一部ボランティアの方のご協力をいただきますので、ご了解下さい。
2.一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。
ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
3.ご参加をお断りする場合
ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。
よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。
なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。
※本セミナーの予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。
■お問い合わせ先
◎仙台教室
電話:022-352-0562(担当:宗形)
メールアドレス:sendai@hikarinowa.net
◎東京本部教室
担当:細川美香
携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net
◎名古屋・大阪支部教室
担当:山口雅彦
担当者携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net












