聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

【2026年】今後の聖地巡りの予定のご案内

10月3日(土)日光と古峯ヶ原:勝道上人の修行と日光開山の原点をたどる

10月3日(土)に、日光・古峯ヶ原の聖地巡りを行います。翌日は既に告知している10月4日(日)の日光・中禅寺湖の聖地巡りにまいります。

今回は、これまでひかりの輪で幾度も巡ってまいりました日光の聖地に加え、日光開山の原点の一つであり、古くから山岳修行・修験の場として大切にされてきた古峯ヶ原(こぶがはら)を訪ねます。

美しい山と湖からなる日光は、古くから霊峰を仰ぐ山岳信仰の聖地でした。

その歴史の中で、神道の神々が祀られ、仏教の仏も祀られ、神仏習合の信仰と山岳修行が重なり合い、修験の場として発展していきました。

そして江戸時代には、徳川家康を祀る東照宮が建立され、現在では世界遺産にも登録される華麗な聖地として知られています。

しかし、日光の信仰の歴史は、東照宮から始まったものではありません。
今回は、華麗な東照宮のさらに奥にある、日光の古い信仰の源流をたどります。

その中心となるのが、日光開山の祖とされる勝道上人の修行の足跡です。


◆神橋――日光の聖域への入口

まず訪れるのは、大谷川に架かる美しい朱塗りの神橋です。

現在の日光を代表する景観の一つですが、古くから日光山への入口にあたる神聖な場所とされてきました。

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勝道上人が日光へ入ろうとした際、大谷川の激流に行く手を阻まれ、祈ると深沙王が現れ、二匹の蛇が現れて、その背に山菅が生えて橋となった――という有名な伝説が残されています。

そのため、神橋はかつて「山菅の蛇橋」とも呼ばれました。

神橋を渡ることは、華やかな観光地としての日光ではなく、古くから続く山岳信仰の聖域へ入っていくことでもあります。

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◆本宮神社――「日光の原点」

神橋からほど近い場所に鎮座するのが、本宮神社です。

その由緒では、勝道上人が日光へ入った際、この地に小さな祠を建てたことが日光二荒山神社の始まりと伝えられています。

現在の二荒山神社本社、滝尾神社とともに「日光三社」の一つとされ、日光の信仰の発祥の地、いわば「日光の原点」と位置づけられてきました。

社殿の背後には、山そのものを拝するような古い信仰の姿も残されています。



◆四本龍寺・観音堂と紫雲石――勝道上人の日光開山

本宮神社の奥に位置するのが、四本龍寺です。

輪王寺の伝承では、天平神護2年(766年)、勝道上人が大谷川を渡った際、紫色の雲が立ちこめるのを見て、この地に庵を結んだことが日光開山の始まりとされています。

その場所は、当初「紫雲立寺」と呼ばれ、後に四本龍寺と呼ばれるようになったと伝えられています。

境内には観音堂と、その由緒に深く関わる紫雲石があります。

勝道上人は、ここを拠点として日光の山々に分け入り、修行を重ねたと伝えられています。

日光という聖地が、後世の壮大な建築からではなく、一人の修行者が山に入り、自然の中で修行を始めたところから形づくられていったことを感じさせる場所です。

◆滝尾神社――深い森に鎮まる女峰山の女神

さらに山の奥へ進むと、深い森の中に、日光でも特に神聖な場所の一つとされる滝尾神社があります。

滝尾神社は日光二荒山神社の別宮で、女峰山の女神である田心姫命(たごりひめのみこと)をお祀りしています。

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寺社の伝承では、9世紀初頭の弘仁11年(820年)、弘法大師・空海が日光に入山して修行した際、田心姫命を感得してお祀りしたことが、滝尾神社の起こりと伝えられています。

白糸の滝と呼ばれる滝のそばに鎮座し、境内の奥には、田心姫命が降臨した場所と伝えられる三本杉があります。

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かつては現在よりも日光山参詣の中心となる重要な聖地だったとも伝えられています。

深い杉木立に包まれた境内を歩いていると、華やかな東照宮周辺とはまったく異なる、古い日光の姿が感じられます。


◆開山堂――勝道上人を祀る場所

滝尾神社から日光山内へ戻る途中、勝道上人ゆかりの開山堂にも立ち寄ります。

開山堂は、日光開山の祖・勝道上人の霊廟です。

勝道上人が亡くなった場所と伝えられる仏岩谷に、その霊を祀るために建てられたお堂で、堂内には勝道上人の弟子たちの像も安置されています。

日光を開いた勝道上人の生涯をたどる上で、大切な場所です。

◆古峯ヶ原・金剛山瑞峯寺――山岳修行の聖地へ

鹿沼の古峯ヶ原は、日光の山岳修行・修験の歴史を考える上で重要な場所です。
その中心の一つが、古峯原金剛山瑞峯寺です。

瑞峯寺の縁起では、天平宝字元年(757年)、勝道上人が出流山からこの地に入り、三枚石を中心として修行したことが、古峯ヶ原の始まりと伝えられています。

日光を開く以前の勝道上人が、どのような山中で修行を重ねていたのか。

その足跡をたどることで、日光開山を「山に入って修行する」という実践の側から見ることができます。



◆古峯神社――深い森と渓流に抱かれた天狗の聖地

山の美しい渓流の道をさらに進むと、古峯神社に到着します。
古峯神社は、深い森と渓流に囲まれた、とても清々しい神社です。

由緒では、1300年以上前に京都から日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りしたことが、その起源とされています。

また、勝道上人もこの地で修行したと伝えられ、古峯ヶ原一帯は長い間、多くの修験者や僧侶が山中で修行する霊地となっていました。

そのため古峯神社では、天狗・烏天狗も大切に祀られています。
天狗は、この山岳修行の文化と深く結びついた存在です。

大きな鳥居が目印です。



しばらく道を上っていくと、山々の中に古峯神社が姿を現します。





境内には川が流れ、豊かな自然に包まれています。



修験道の象徴、天狗とカラス天狗もこの神社の特徴です。



山あいの立地、川の流れ、大変清々しい神社です。

美しい茅葺の神社で、中にご本殿があります。



古峯神社には、広大な日本庭園「古峯園」もあります。
山の自然を生かして造られた庭園を歩きながら、古峯ヶ原の豊かな自然を味わいます。


◆深山巴の宿――勝道上人が修行した聖なる場所

そして、今回、特に訪れたい場所が「深山巴の宿(じんぜんともえのしゅく)」です。

古峰ヶ原高原の山中にひっそりとたたずむ、知る人ぞ知る古い修行の場です。

ここは現在、栃木県指定の史跡となっており、長い間、日光山の修験者たちが峰入りの修行を行う重要な拠点でした。

この地については、勝道上人が日光を開く以前、古峯ヶ原の山中で修行を重ねたという伝承が残されています。

伝承では、勝道上人は757年頃、夢のお告げによって北方の山に登り、横根山などで修行を重ねた後、この地を修行の場としたとされます。

そして、3年間の修行を経て、日光の男体山へ向かい、初めて登頂し日光開山へとつながっていったと伝えられています。



その後、多くの修験者や僧侶が修行に励む大規模の修行の霊地となり、それは明治維新まで約千年もの間続きました。

現在の深山巴の宿には、勝道上人と日本武尊を祀る石祠があります。

「巴の宿」という名前は、周囲を水が巴のように取り囲む、この場所独特の地形に由来すると伝えられています。



水と森に包まれた静かな場所で、長い年月にわたって山中で修行を続けてきた人々の姿を想像することができます。

現在も古峯神社の禊場・神聖な場所として大切にされています。

◆山の一日を、鬼怒川温泉で締めくくる

一日たっぷり山を歩いた後は、鬼怒川温泉へ。

鬼怒川温泉は、元禄4年(1691年)に発見されたと伝えられる、江戸時代から続く温泉です。
かつては日光詣をした大名や僧侶などが利用した、日光とゆかりの深い湯でもありました。

泉質は無色透明でなめらかな肌触りのアルカリ性単純温泉。
山で身体を動かし、温泉で身体を休めます。


◆今回たどる「日光の源流」

日光と聞くと、私たちはまず、豪華絢爛な東照宮や輪王寺を思い浮かべるかもしれません。

しかし、そのはるか以前から、日光には霊峰を仰ぎ、山に入り、自然の中で修行する人々の歴史がありました。

今回は、上記の場所を巡りながら、勝道上人の足跡と、日光へとつながる山岳信仰・修行の世界をたどります。

華麗な東照宮に象徴される「現在の日光」から、さらにその奥へ。
山岳信仰と修行の世界から始まった、日光の源流をたどります。

そして翌10月4日は、輪王寺・東照宮・二荒山神社を巡り、さらに中禅寺湖畔から千手ヶ浜へ

一日目の「山岳修行の世界」から、二日目は「日光の神仏と湖の聖地」へ。
日光という場所が、なぜこれほど長い間、人々を惹きつけてきたのか。
その源にあるものを、実際に山へ入り、歩き、感じながら訪ねてみたいと思います。

■日程

2026年10月3日(土)

※日帰り参加も可能です(詳細はお問い合わせください)。
※訪問先が、天候その他の事情によって、一部変更になる場合がありますので、ご了承ください。
※参加希望者が一定人数未満の場合は、開催を中止する場合があります。


■参加料金

17000円
10月4日(日)と合わせて2日間参加:34000円 10月4日(日)日光・中禅寺湖の内容はこちら

※諸事情・状況により、料金が多少変更する場合がございます。

※参加料金は、学習指導代に加え、かける場合がある旅行保険代は含みますが、食事代・参拝代・宿泊代は各自で現地でお支払いいただくことになります。

※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。

■キャンセル代

1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.2日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。

■当日ご自身でお支払いいただく費用

 以下の費用は、上記参加料金とは別に、当日ご自身で各業者に直接お支払いいただきます。

・宿泊費:6000円強
・拝観料:600円
・飲食代

※上記とは別の宿泊施設をご自身で手配していただくことは、プログラムへの参加に支障がない限り差し支えありませんが、その場合でも参加料金は同じとなります。

■参加者の無償奉仕による運送のお知らせ

1.出発時に仙台に集合する方は、他の参加者が運転する車両に同乗することができます(人数制限あり)。

2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。

3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。
出発する教室によって料金が異なる場合は、運送料ではなく、引率・指導の経費のためです。

4.現地に集合した後の利用も可能ですが、人数に限りがあり、事前にお申し込みください。

5.1日のみのご参加はできますが、状況によって現地集合・現地解散となり、ご自身で公共交通機関等をお使いになりご参加いただく場合があることを、予めご了承ください。

■ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行います(関連法令の解釈は関係官庁の指導に基づきます)。

当団体は、宿泊施設や運送会社を手配する旅行業務や、車両による有償の運送業務は行ないません。運転は個々の参加者の奉仕活動であり、経費も個人の寄付で賄われています。そのため、一部ボランティアの方のご協力をいただきますので、ご了解下さい。

2.一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

3.ご参加をお断りする場合

 ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。
 よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。
 なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。

※本セミナーの予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。


■お問い合わせ先

◎仙台教室
電話:022-352-0562(担当:宗形)
メールアドレス:sendai@hikarinowa.net



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