3月10日(月)京都:日本最多の稲荷・八幡信仰の聖地――伏見稲荷・稲荷山、石清水八幡宮を巡る
「お稲荷様」をお祀りする稲荷神社の数は、八幡神をお祀りする八幡神社と並んで、日本で最も多いといわれています。今回の聖地自然巡りでは、その二大神社の聖地を巡ります。
弘法大師空海とも関連のある稲荷神社の総本社の伏見稲荷大社、裏鬼門(西南の方角)を守護する王城鎮護の神とされ、伊勢神宮に次ぐ「国家第二の宗廟」と言われた石清水八幡宮を巡ります。
●伏見稲荷大社
弘法大師は仏教の僧侶ですが、神道の神社の中でも、大師と最も縁が深い神社の一つが、伏見稲荷大社です。
御祭神である、いわゆる「お稲荷様」をお祀りする神社の数は、八幡神をお祀りする八幡神社と並んで、日本で最も多いといわれていますが、その総本社が、伏見稲荷大社となります。
近年、外国人観光客からもかなりの人気を集めていますが、その御祭神や神社の歴史は、今なお深い神秘のベールに包まれています。
●稲荷山
伏見稲荷大社は、京都盆地の「東山三十六峰」の最南端に位置する霊峰・稲荷山の麓に鎮座しています。
稲荷信仰は、この稲荷山への信仰から発祥したとされており、稲荷山の三つの峰には、山に降誕したという神々が祀られています。これらの山中の神社を巡って参拝することを「お山する」といい、そうしてこそ真に大社を参拝したことになるといわれています。
弘法大師が真言密教の根本道場である東寺を建立する際、この稲荷山から材木を得たということです。そして、東寺の密教僧は、この稲荷山を山林修行の場としていました。
また、伏見稲荷大社を建てた渡来系氏族の秦氏は、弘法大師を終始バックアップしたともいわれており、伏見稲荷大社と弘法大師とは、並々ならぬ縁で結ばれていたようです。
(※上から4枚目以降の写真は、こちらのサイトより)
●石清水八幡宮――王城の守護、国家第二の宗廟
石清水八幡宮は、創建以来、都の裏鬼門(西南の方角)を守護する王城鎮護の神とされ、伊勢神宮に次ぐ「国家第二の宗廟」として、篤い崇敬を集めてきました。
創建は清和天皇の御代、平安時代初期(859年)にさかのぼります。奈良大安寺の僧・行教が、「吾れ都近き石清水男山の峰に移座して国家を鎮護せん」と、現在の大分県に鎮座する宇佐八幡宮の八幡大神から託宣を受け、その翌年に建立されました。
創建当初から特別扱いを受け、天皇や上皇による参拝は約250回におよぶそうです。
鎌倉の鶴岡八幡宮も、ここから分霊を勧請して造られましたが、以後、全国各地の武士が八幡神を勧請して祀るようになった源流はここにあります。
中世には「神は八幡」といわれ、神様の代名詞ともされるほど全国で信仰されました。そして、八幡神を祀る神社の数も、稲荷大神を祀る神社と1・2を争うほどの多さを誇っていますが、八幡神の正体については、古事記や日本書紀にも明記されておらず、いまだに謎多き神秘的な神でもあります。
※訪問先が、天候その他の事情によって、一部は変更になる場合がありますのでご了承ください。
◆日程:2025年3月10日(月)
※参加希望者が一定数以上の場合は、上祐史浩(ひかりの輪代表)も参加する予定です。
※参加希望者が一定人数未満の場合は、開催を中止する場合があります。
◆参加費:15000円
※参加料金は、諸事情・状況により多少変更する場合がございます。
※上記の参加費には、学習指導代が含まれます。交通費・食事代は含まれませんので、これらの料金は、参加者の方から直接、現地の業者及び施設にお支払いいただくことになります。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。
◆キャンセル代
1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.2日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセント
◆ご注意
1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。
ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。
つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。
ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
3.ご参加をお断りする場合
ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。
よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。
なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。
※本聖地巡りの予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。
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