第507回「仏教的な生き方は、近未来の人類の人生哲学に」(2023年8月27日 東京 52min)
(2023年8月29日)
これは、8月27日の東京での上祐代表の講義の一部であり、「仏教的生き方(=近未来の人類の生き方)」と「従来の生き方について」の講義です。
「従来の生き方」とは、「今よりもっと、他人よりもっと」と絶えず求め、その本質を率直に言えば、「他から奪い勝つ幸福」です。
一方、「仏教的生き方」とは、そうした自己中心的な欲求の追求においては足るを知って、他と苦楽を分かち合う、利他・慈悲の生き方であって、それは「他を幸福にする(ことによる)幸福」です。
講義では、「従来の生き方」よりも、「仏教的な生き方」の方が、長期的な本当の幸福を与えること、そして、社会の人類の未来の予測・予言と、現代の心理学・脳科学・社会学の知見を合わせて、仏教的な生き方が、今後の人類の生き方、近未来の人類の生き方になると思われることを科学的な根拠をもって考察をしています。