第258回『悟りの人生哲学ー生きる意味や幸福について』(2015年10月4日 福岡 64min)
(2015年10月 7日)
1.ブッダの教えは人生に意味はないというニヒリズムではなく、静まった平安な心を目指すものである。
2.考え方によって欠点は卑屈やコンプレックスにもなれば長所にもなる。
悟りの境地では苦楽・優劣・自他は別でなくつながっている。
3.慢心を超えた心を慈、卑屈を超えた心を悲、妬みを超えた喜、自他の分け隔てを超えた心を捨という、慈悲喜捨の心が幸福をもたらす。
4.言葉の堂々巡りによる苦悩から、一旦心をリセットする必要がある。
心が静まると周りも見えて、自分がなすべきことが分かる。
5.心のリセットには、環境の改善(部屋の掃除・聖地自然の訪問)、身体行法(姿勢・体操・呼吸法・ヨガ・気功)など色々なやり方がある。