第447回『悪口の科学的な不利益:悪口依存症:人を呪わば穴二つ』(2020年8月30日 東京 95min)
(2020年9月11日)
これは、2020年8月30日に、東京で行われた上祐代表の講義の動画です。
講義には、以下の内容・テーマが含まれています。
1.悪口が多い場合の原因の一つ:自己肯定感が低い
自己肯定感が低い人が、他を落としめて、優越感を感じたいがために他の悪口をいう。
2.悪口依存症の可能性
自己肯定感を満たすために悪口に依存すると、やめられなくなり、増々多くの過激な悪口を言う。アルコールや薬物と同じで同じ刺激では喜べない。ドーパミン神経回路の特徴
3.悪口の弊害:ストレス・心身の不健康・人間関係の悪化・悪循環
(1)悪口を言ってドーパミン分泌で快感を感じる一方で、ストレスホルモンのコルチゾールも出て、ストレスが増大している。
(2)ある研究では批判が多い人は、認知症のリスクや死亡率が高い。
(3)悪口を言われるとやはり他人に嫌われる。
(4)上記1~3によって、悪口は、長期的には、自分の心身を劣化させ、人間関係を悪化させるので、ますます自己肯定感が低下し、更に悪口に依存する恐れがある。