第187回『優劣の比較をしないものの考え方について 2014年3月9日名古屋 64min』
(2014年5月 1日)
自分と他人を比較して優劣をつけることが、慢心、軽蔑、自己嫌悪、卑屈、妬みをもたらし、愛を冷やし、自分も他人も愛せない状態を作り出す。そして、他を育む母性・父性も弱まっていく。
こうした現代の競争社会における最も大きな問題の一つを解決する方法は、長所短所は裏表、自分と他人にはつながりがあるという仏陀の知恵にもとづいた考え方をすることであり、それによって慢心・卑屈は和らぎ、全体への愛、母性・父性の再生がなされる。
自他を尊重し、慈悲・愛を育む仏陀の知恵が日々の生活の参考になる講義です。