第393回『心の制御と真の幸福の道』(2018年12月30日年末年始セミナー講義2回 109min)
(2019年1月 1日)
この講義は、ひかりの輪の年末年始セミナーにおいて、その特別教本「心の制御と真の幸福の道・三宝と慈悲の生きる力」の第1章「心の制御と真の幸福の道」の解説です。第1章の概略(目次)は以下の通りで、この講義は、以下の12項の「3つの根本煩悩:無智・貪り・怒り」以降の部分の解説になっています。
第1章 心の制御と真の幸福の道
1.仏教・ヨーガの思想の精髄:心を制御し、心の主となり、自由に生きる
2.苦しみや喜びを感じる心の構造を理解する
3.煩悩とは何か? その定義と性質
4.煩悩的な喜びの裏には他の苦しみがある
5.中道の思想:健やかに生きるに必要な煩悩の充足は否定しない
6.中道思想における戒律
7.仏教思想における真の幸福の道
8.煩悩に関する心理構造1:煩悩を満たす喜びの裏側にさまざまな苦しみが生じる
9.煩悩に関する心理構造2:煩悩による喜びは先細りで、逆に苦しみは尻上がりになる
10.勝ち組の苦しみと、負け組の幸福
11.苦しみの原因は煩悩であるという教え
12.三つの根本煩悩:無智・貪り・怒り
13.無智とは何か
14.無智とは、幸福になる道が理解できないこと
15.結果にとらわれすぎて、結果を得る手段を損なうという無智
16.他に勝つことにとらわれすぎて、成長できずに負けること
17.煩悩・我欲を追求する人生と、慈悲の実践をする人生の比較