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上祐史浩・一般向け講義【2018】

第374回『身体心理学:心が安定する弛緩法・呼吸法・姿勢・発声』(2018年7月8日 大阪 57min)
(2018年7月10日)

1.身体の心理学
心理学は脳科学とともに発展してきたように、心=精神状態と脳は密接不可分の関係があるが、身体の心理学は、心・脳は、身体全体と深い関係にあると説く。様々な脳の能力は身体の使い方と関係しており、そもそも、生命体の進化の過程において、脳は身体から生まれてきたものである。

2.心と体の使い方の関係:身体心理学の調査・研究の結果

(1)呼吸の仕方   ストレスのある作業をすると、息が短くなる。
   長く息を吐くと、血圧・心拍が低下、気持ちが落ち着く。

(2)筋肉の緊張弛緩
筋肉を弛緩させると、不安・ストレス・心拍が低下する。
ストレスを示すコルチゾールも低下。免疫力の免疫グロブリンは増加。

(3)発声
アー、イー、ウーン、エー、オーなどの音を発生した場合
アーは開放的な気分、ウーンは暖かいゆったりした気分になる。

(4)姿勢
首を下向きにしたり、背骨を曲げると、ネガティブな感情が生じる
うつむきの姿勢はうつ気分を、うつ気分はうつむきの姿勢をもたらす

3.筋肉・姿勢・呼吸・発声に関するヨーガ・仏教の修行法
ヨーガ・仏教の修行の本来の目的は心の安定・コントロール。

(1)体をほぐすヨーガの体操:アーサナ(座法・体位法)

(2)瞑想の座法・姿勢:アーサナ)(座法・体位法)
座法には、手の組み方や目・視線も関係

(3)ヨーガの呼吸法:プラーナーヤーマ(調気法)
吸うだけでなく、ゆっくり吐くことや、息を止めることを重視。
酸素だけでなく、気(プラーナ)を体内に取り込むもの。

(4)真言(マントラ)を唱える
言葉の音に精神安定の効果がある

 

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