第503回『縄文の宗教と弥生以降の宗教の変化と融合』(2023年7月2日 大阪 35min)
(2023年7月 1日)
これは、7月2日の大阪での上祐代表の講義の一部であり、以下のテーマを含んでいます。
・縄文時代に人口が安定し、自然万物を神とする原初的は自然信仰(精霊信仰)であり、戦争はなかった。
・弥生時代に入ると水田稲作が始まり、人口が増大するも、不作の際に飢餓から略奪の戦争が始まるとともに、自分たちの群れを特別とする善悪二元論の宗教が始まり、身分の上下・貧富格差・首長・王が誕生した。
・これに基づいて、古墳・飛鳥時代以降は、農耕神・戦争神の信仰が始まり、それに仏教の思想に加え、密かにキリスト教系の信仰まで混入したと思われる。