第375回『マントラヨーガ:心の解放・安定・脳の開発に役立つ』(2018年7月15日福岡63min)
(2018年7月16日)
1.発声=マントラ(真言)の瞑想について
(1)最新の心理学で発声が心の状態に関係していることが判明
身体の心理学(早稲田大学春木教授など)
アー、ウーンといった音が心の解放、温かさをもたらす。
キリスト教のアーメン、インドヨーガのオ(ア)ーンなど。
阿吽(あうん)の呼吸の阿吽。
(2)インドの国立研究所。サンスクリット語のマントラの効果
脳の灰白質(かいはくしつ)を増大させる可能性。
(3)心の解放安定をもたらす具体的な発声の修行
① インドヨーガ:ブラーマリー・プラーナーヤーマ
息を出すときに自分でウーンという振動音を作る
→心が安定し、深い瞑想に入る奥義とされる。
② 仏教の基本的なマントラ・真言
三宝を尊ぶためのもの
ナマ・ブッダ・ヤ、ナマ・ダルマ・ヤ、ナマ・サンガ・ヤ
→アー音が多い。
2.その他
(1)質疑応答:死刑制度の是非などについて
(2)上記の呼吸法・真言念誦の実習